舊暦5月5日は中國(guó)の三大節(jié)句である端午節(jié)。2019年の端午節(jié)は去る6月7日、毎年この端午節(jié)には香港の赤柱?長(zhǎng)洲?香港仔?西貢など、各地でドラゴンボートフェスティバルが行われる。

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端午節(jié)にドラゴンボートフェスティバルが行われるようになったのは、中國(guó)の春秋戦國(guó)時(shí)代である楚に遡ると言われている。この時(shí)代の詩(shī)人であり政治家であった屈原という人物が、國(guó)の將來(lái)を悲観して舊暦5月5日に入水自殺をした。彼の自殺を知った人々が舟を出して救助をしようとしたのが、ドラゴンボートフェスティバルの起源になるといわれているようだ。また、ドラゴンボートで太鼓を鳴らすのは、人々が魚や竜から屈原の身を守るために太鼓やドラを叩いたことに由來(lái)する。

また、香港ではこの日に粽を食べる風(fēng)習(xí)が今でも殘っている。この風(fēng)習(xí)は粽を水に投げ入れて屈原を魚より守ったことに始まるといわれている。端午節(jié)には昔ながらの方法で自宅で最初から粽を調(diào)理する家庭もあれば、街で買ってきた粽を家庭で蒸すという人もいる。端午節(jié)の1ヶ月ほど前になると、香港のマーケット?ショップ?レストランなど至るところで粽の販売が行われる。

端午節(jié)のドラゴンボートフェスティバルが終わると、今年は1週間後の6月14-16日に【ドラゴンボート?カーニバル】が盛大に催される。これは中國(guó)香港ドラゴンボート協(xié)會(huì)と香港政府観光局の共同開(kāi)催によるものとなり、ビクトリアハーバーで世界16の國(guó)と地域から集結(jié)するCCB香港國(guó)際ドラゴンボートレースが行われるほか、セントラルハーバーフロントではマーケットやストリートフードを楽しめるエリアも登場(chǎng)する。伝統(tǒng)的な屋外イベントが目白押しの6月の香港、ぜひお楽しみいただきたい。（提供/フライメディア）