2013年5月3日、生活保護(hù)の受給者の労働意欲を高めるため、日本の厚生労働省は8月から生活保護(hù)を4％減額する。

【その他の寫(xiě)真】

厚生労働省がまとめた法案によると、受給者が収入を得た場(chǎng)合、現(xiàn)在は減額している保護(hù)費(fèi)の一部を自治體が積み立て、受給者が生活保護(hù)から脫卻した時(shí)に給付金として支給する。

生活保護(hù)は日本政府が経済的に苦しい國(guó)民に給付する最低生活保障費(fèi)。原則上は日本國(guó)民が対象だが、厚生労働省は1954年に施行、1986年に改正された「生活に困窮する外國(guó)人に対する生活保護(hù)の措置」において、生活困難に陥った外國(guó)人も、生活保護(hù)法の規(guī)定する條件に合致すれば、生活保護(hù)を受けられると定めている。

しかし外國(guó)人の生活保護(hù)受給は、法的権利として保障されているわけではなく、日本政府による一方的な行政措置にすぎない。よって華僑の生活保護(hù)受給権利が侵されたとしても、法的保護(hù)を受けるのは難しい。

厚生労働省は今年1月、外國(guó)人の生活保護(hù)申請(qǐng)に対する不服申し立てについて、門前払いをせずに、審査した上で「外國(guó)人」を理由に棄卻するよう、全國(guó)の自治體に通知を出した。これにより、在日華僑の生活保護(hù)受給のハードルが上がった。

生活保護(hù)の金額は抑えられ、申し立てが認(rèn)められる難度も増した。日本で生活保護(hù)を受ける華僑の多くは「暮らしへの影響が大きいのでは」と懸念している。

日本の華字紙?中文導(dǎo)報(bào)によると、現(xiàn)在、日本國(guó)內(nèi)で生活保護(hù)を受給する外國(guó)人は計(jì)3萬(wàn)955人、中國(guó)人は2位で、傷病者、母子家庭の華僑が多數(shù)を占める。

日本で生活保護(hù)を申請(qǐng)する華僑は、これまで多くの困難に直面してきた。東京入國(guó)管理局は先月、「仕事をすると言っているが、生活保護(hù)を受け続けている。努力不足」を理由に、東京の中國(guó)籍男性一家3人の在留延長(zhǎng)手続きを拒絶、男性と家族に1カ月以內(nèi)の帰國(guó)を求めた。

これについて、同様に日本で生活保護(hù)を受ける華僑男性?張さんは、「『努力不足』を卻下理由にするのは不公平。でも私たちには反論する力がない」とやるせない。

「生活保護(hù)制度の見(jiàn)直し」政策は元來(lái)豊かではなかった多くの家庭にとって、泣きっ面に蜂となった。在日華僑女性?王さんは「生活保護(hù)費(fèi)は物価が驚異的に高い東京では、基本的生活が維持できるだけ。減額新政策により、基本的な生活費(fèi)さえ保障されなくなる。家庭內(nèi)で1日3食もまかなえなくなる」と嘆く。

しかしながら「恨み節(jié)」では在日華僑の生活を改善するのは不可能で、日本の生活保護(hù)政策を変える力もない。華僑が「生活保護(hù)苦境」から脫卻する唯一の方法は、自己努力でより良い仕事のチャンスをつかみ、生活保護(hù)に別れを告げることだろう。（提供/人民網(wǎng)日本語(yǔ)版?翻訳/HT?編集/TF）