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11日、環(huán)球時報は、アイスランド特産のセーター?ロパペイサの「中國製」製品がアイスランドで出回るようになり、物議を醸していると報じた。寫真はセーター。
2019年6月11日、環(huán)球時報は、アイスランド特産のセーター?ロパペイサの「中國製」製品がアイスランドで出回るようになり、物議を醸していると報じた。
記事は、「メイド?イン?チャイナ」と書かれたロパペイサが近ごろアイスランドで販売され、価格の安さからあっというまに現(xiàn)地市場シェアの3分の2を占めるようになり、古くからのロパペイサ業(yè)界関係者からは憂慮の聲が出ているとした。
AP通信の9日付報道によると、本場のロパペイサは1著200米ドル(約2萬1700円)する一方、現(xiàn)地の業(yè)者が中國へアウトソーシングして製造したロパペイサは1著170ドル(約1萬8500円)と15%ほど安いという。
「中國製」のロパペイサがアイスランドに入った理由について、現(xiàn)地のセーター販売業(yè)者は「アイスランドには紡績工が少なく、賃金が高い。中國の紡績工なら3分の1から5分の1程度の賃金で済む」との見方を示している。
記事は、中國製ロパペイサの大量流入に危機感を覚えた現(xiàn)地の織物組合が、政府に対して「アイスランドの原料を用いてアイスランドで製造」したものだけにロパペイサのブランドロゴ使用を認(rèn)めるよう求めたと伝えた。
一方で、実際に中國からロパペイサを輸入している業(yè)者からは「例えばポーランド系住民がアイスランドで製造したものはロパペイサと呼べるのか。境界の線引きがあいまいだ。中國から輸入せずに現(xiàn)地生産すれば大量の職人が必要になるが、ここにそんなたくさんの職人はいない」と不満の聲が出ており、ロパペイサの定義をめぐる議論が巻き起こっているとした。(翻訳?編集/川尻)
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