2013年5月3日、中國(guó)審計(jì)署が発表した小?中學(xué)校の配置狀況の調(diào)査結(jié)果によると、一部地域では學(xué)校の規(guī)模や數(shù)を根拠とした一方的な統(tǒng)廃合で、多くの児童?生徒が遠(yuǎn)距離通學(xué)となり、これによる中退者の數(shù)も2倍になったことが分かった。4日付で京華時(shí)報(bào)が伝えた。

【その他の寫(xiě)真】

調(diào)査は12年5月から8月にかけ、27省（自治區(qū)、直轄市を含む）內(nèi)の1185県における、小?中學(xué)校2萬(wàn)5127校（総生徒數(shù)1705萬(wàn)2800人）の配置狀況について行われた。これによると、06年から11年にかけ、全體の7割にあたる833県で小?中學(xué)校の學(xué)區(qū)半徑がそれぞれ43％、26％広がり、小學(xué)校は平均4．23キロメートル、中學(xué)校は平均8．34キロメートルとなった。

重點(diǎn)的にサンプル調(diào)査を行った1257萬(wàn)6300人の児童?生徒のうち、4％にあたる49萬(wàn)3100人の通學(xué)距離が3キロメートル以上、うち10萬(wàn)300人が5キロメートル以上歩かなければならず、しかもこれらの児童?生徒は山間部や丘陵地區(qū)に集中していた。通學(xué)により體力の消耗が激しく、學(xué)習(xí)時(shí)間や校內(nèi)活動(dòng)時(shí)間の減少につながっている。

また、學(xué)校の統(tǒng)廃合で農(nóng)村地區(qū)の児童?生徒の通學(xué)路が遠(yuǎn)くなったことに伴い、交通費(fèi)や寄宿費(fèi)用などの家計(jì)の支出が増加した。この影響を受け、一部地區(qū)の児童?生徒の退學(xué)者數(shù)も大幅に増加した。中退する學(xué)生は主に中學(xué)校に集中し、重點(diǎn)的に調(diào)査した1155校のおける退學(xué)者數(shù)は06年の3963人から11年の8352人と、2．1倍になった。

なお、11年末までで、全體の24％にあたる288県1702校（全學(xué)校數(shù)の7％）がスクールバスを配置し、ある程度遠(yuǎn)距離通學(xué)の困難は緩和されている。しかし、これらスクールバス9639臺(tái)のうち、747臺(tái)（8％）が車検不合格、449臺(tái)（5％）が運(yùn)転免許不適格、3377臺(tái)（35％）が専任の管理?yè)?dān)當(dāng)者未配置、2149臺(tái)（22％）が緊急脫出ハンマーなどの安全設(shè)備が施されていないといった問(wèn)題も判明した。（翻訳?編集/中原）