11日、中國(guó)外交部の定例會(huì)見で、耿爽（グン?シュアン）報(bào)道官は、香港の「逃亡犯條例」改正案とそれに端を発した大規(guī)模デモに対する米國(guó)の発言を批判した。同日、米華字メディア?多維新聞が伝えた。

記事によると、中國(guó)本土への容疑者引き渡しを可能にする「逃亡犯條例」の改正案に反対する大規(guī)模デモが9日に香港で行われたことを受け、米國(guó)務(wù)省のオルタガス報(bào)道官は翌日の記者會(huì)見で、「（香港の）世論は明らかに、香港の一國(guó)二制度を破壊しうるこの法案に反対している」と発言した。

同報(bào)道官はさらに、「香港の一國(guó)二制度がむしばまれ続ければ、その國(guó)際的に特別な地位に影響が及ぶ。米國(guó)會(huì)は以前、『逃亡犯條例』の改正案が通れば、米國(guó)會(huì)が可決した『香港政策法』も必然的に影響を受けることになると警告した」と述べたという?！赶愀壅叻ā工?997年に香港が中國(guó)に返還されると同時(shí)に発効した法律で、香港の中國(guó)の他都市とは異なる特殊な地位を考慮して、香港を獨(dú)立した関稅地域に指定するというもの。記事は、「この法律により、米中が目下行っている関稅戦爭(zhēng)や米國(guó)の対中テクノロジー制裁において、香港は除外されてきた」と指摘した。

記事はまた、中國(guó)の政府系メディア?環(huán)球時(shí)報(bào)が10日、「反対派は西側(cè)諸國(guó)と結(jié)託しても香港の大局を揺るがせることはできない」と題した記事で、米國(guó)による「逃亡犯條例」改正への関與を、「香港を米中のゲームのコマとして利用し、ひいては香港の繁栄と安定を犠牲にして中國(guó)の発展を阻止しようとしているのではないかと疑わざるを得ない」と批判したことを紹介した。

そして、「11日の定例會(huì)見で、耿爽報(bào)道官は米國(guó)務(wù)省の無(wú)責(zé)任で誤った発言を非難した。米國(guó)に慎重な言動(dòng)を取り、いかなる形であっても香港情勢(shì)や中國(guó)の內(nèi)政に干渉しないよう求めた」と説明した。

香港の林鄭月娥（キャリー?ラム）行政長(zhǎng)官はデモ後の記者會(huì)見で、「現(xiàn)行の逃亡犯條例には制度上の欠陥があり、政府は見過ごすことができない」と発言した。逃亡犯條例の審議は12日に再開され、20日にも採(cǎi)決される見込み。（翻訳?編集/巖谷）