2019年6月11日、中國(guó)メディアの參考消息網(wǎng)は、フィリピンの専門(mén)家が「アジア太平洋諸國(guó)は米國(guó)に従い中國(guó)に対抗することを望まない」との見(jiàn)方を示していると報(bào)じた。

それによると、フィリピンのデ?ラ?サール大の研究者、リチャード?ヘイドリアン氏はこのほど、香港英字紙サウスチャイナ?モーニング?ポストに掲載された論評(píng)で、シンガポールで先ごろ開(kāi)かれたアジア安全保障會(huì)議（シャングリラ?ダイアローグ）について「中國(guó)にとって成功した外交活動(dòng)となった」とし、「アジア太平洋諸國(guó)は米國(guó)に従い中國(guó)に対抗することを望まず、米中の競(jìng)爭(zhēng)激化には関心を抱いていない」と指摘した。

論評(píng)はまず、シンガポール初代首相の故リー?クアンユー氏がかつて、未來(lái)の地政學(xué)をめぐり「世界のバランスに対する中國(guó)の変位の大きさは、世界が新しいバランスを見(jiàn)つけなければならないほどのものだ」と述べたことを紹介した。

そして「過(guò)去約10年間にわたり、シャングリラ?ダイアローグにおいて、この地政學(xué)上の大きな変化に関する同様の見(jiàn)方が示されてきた」「今回の會(huì)議は、中國(guó)を孤立させるための手段としてではなく、北京にとって成功した外交活動(dòng)となった。ワシントンへの支持を表明した國(guó)は、米國(guó)の同盟國(guó)を含めてもいくつもなかった」などとし、マレーシアのモハマド?サブ國(guó)防相が「われわれは米國(guó)を愛(ài)しているが、中國(guó)も愛(ài)している。小國(guó)がより望むのは、大國(guó)間が対立や衝突する地域ではなく、平和、友好、そして貿(mào)易の地域であり続けることだ」と述べたこと、米國(guó)の條約同盟國(guó)の一つであるフィリピンのロレンザーナ國(guó)防相も「フィリピンの最大の懸念は、超大國(guó)が別の國(guó)際紛爭(zhēng)に夢(mèng)中になる可能性だ」と述べたことを取り上げた。（翻訳?編集/柳川）