中國メディア?法制日報(bào)は10日、自動車が空の井戸にすっぽりはまっている寫真を掲載した。內(nèi)モンゴル自治區(qū)で、運(yùn)転中にスマホを操作していた男性が車ごと井戸に落ちる事故があったという。

5日、車が井戸に落ちる映像がとある動畫サイトにアップロードされ、SNSでたちまち拡散された。內(nèi)モンゴル自治區(qū)のジャライド旗の公安警察が、事故が起こったとみられる場所を訪れ調(diào)査したところ、同日の午後5時(shí)頃、內(nèi)モンゴルナンバーのコンパクトカーが井戸に落下していたことが分かった。

事故発生後、現(xiàn)地の人々がフォークリフトを使うなどして車を救出し、車內(nèi)にいた運(yùn)転手を含む乗客5人は全員無事だったという。警察は車両データから運(yùn)転手の鄭（ジョン）さんを探し出し、事故について詳しい調(diào)査を行った。

鄭さんは「同日午後3時(shí)ごろ、連休に入るのでジャライド旗の音徳爾村の中學(xué)校に娘を迎えに行き、ついでに近所に住む3人の生徒も乗せて帰ったが、その途中、注意不足でハンドル操作を誤って井戸に落ちてしまった」と答えたという。しかし、その後警察が生徒らにも聞き込みを行った結(jié)果、鄭さんが運(yùn)転中に長時(shí)間にわたって攜帯電話を操作していたことが発覚した。鄭さんも最終的に、攜帯電話使用の事実を認(rèn)めた。

この記事に中國のネットユーザーは、「全員無事だったなんて奇跡」「井戸の大きさがちょうど車の幅程度だったからゆっくり落ちていったんだろう」「萬が一井戸に水が入っていたら、子どもたちは逃げ出せず死んでた」などのコメントを寄せた。中には「この運(yùn)転手は通報(bào)もせずに、SNSに『僕はいまどこにいるでしょう？』なんて投稿してたんじゃないの？」「落ちたとき、『このトンネルはなぜ下に向かってるんだ！？』とでも思ったのかな」などと運(yùn)転手を皮肉るコメントも見られた。

また、「他の車とぶつかったりしてたら死亡事故になってたよ」「同乗者の命を軽んじすぎだ」などと憤る聲や、「今では外を走ってる車10臺のうち、6臺はながら運(yùn)転だよ」「中國は本當(dāng)に法律を強(qiáng)化しないといけない」などといった指摘もあった。（翻訳?編集/巖谷）