2019年6月14日、界面新聞は、日本の醫(yī)療制度の優(yōu)れた面について紹介する記事を掲載した。

記事はまず、日本の健康保険制度について紹介。6歳以下は無(wú)料で、小學(xué)生から70歳までは3割の自己負(fù)擔(dān)、75歳以上なら1割の自己負(fù)擔(dān)で治療できるほか、高額療養(yǎng)費(fèi)制度があって1カ月の治療費(fèi)が一定額を超えると殘りは國(guó)が負(fù)擔(dān)してくれると伝えた。

そして、「歐州の福利の方がレベルは高いという人もいるが、歐州は大部分が公立病院で効率が良いとは言い難い。米國(guó)は私立病院が主で、公費(fèi)での醫(yī)療は普及しておらず、貧しい人は治療を受けるのが難しい。日本はその中間で、醫(yī)療サービスは民間が提供し、費(fèi)用は國(guó)が負(fù)擔(dān)してくれる」と紹介。健康保険料も決して重すぎる負(fù)擔(dān)ではないと強(qiáng)調(diào)した。

その上で記事は、日本は大病院だけでなく、個(gè)人病院でも醫(yī)療レベルが高く、設(shè)備も先進(jìn)的であると指摘。予約が必要という面倒な面はあるものの、ちょっとした風(fēng)邪などは近所の小さな病院で十分であり、総合病院まで行く必要がないと伝えた。

そのため、「この種の合理的で効果的、かつ人間本位の管理方法により、醫(yī)療資源分配の不均衡をなくし、治療を難しくさせる狀況を防いでいる。（中國(guó)のように）支払い、受付、薬をもらうために長(zhǎng)蛇の列を作り、あちこち駆け回る様子を日本で見(jiàn)かけることはほとんどない」と伝えた。

さらに、「日本の病院の薬はすべて醫(yī)療保険の範(fàn)囲內(nèi)なので、高価な薬や輸入薬を患者に買わせることはない」と指摘。これは、日本では「醫(yī)薬分離」を?qū)g施しているためで、「病院が薬を獨(dú)占することはない」と中國(guó)との違いを強(qiáng)調(diào)した。

また、日本の多くの病院で治療後の「フォローアップ」を?qū)g施していることは驚くべきことだと紹介。ある中國(guó)人は、日本で心臓病を発癥して治療を受けたが、中國(guó)へ帰國(guó)後も醫(yī)者はわざわざ電話でその後の心臓の狀況について尋ね、定期的に検査するよう助言したという例を紹介した。

そして、日本の醫(yī)者について「親のような心があり、時(shí)には親以上に親切だ」とし、「われわれは高価で先進(jìn)的な醫(yī)療設(shè)備を購(gòu)入することはできるが、醫(yī)者の心はいったいどうやって育んだらよいのだろうか」と結(jié)んだ。（翻訳?編集/山中）