北京市內(nèi)で14日から16日まで開催の2019世界交通運(yùn)輸大會(huì)に出席した中車長(zhǎng)春機(jī)動(dòng)客車の王雷主任設(shè)計(jì)師は、営業(yè)最高時(shí)速が400キロメートルの電車車両を年內(nèi)に完成させると述べた。同車両は、ゲージ（線路幅）の異なる路線にも乗り入れが可能なフリーゲージ?トレインで、中國(guó)とロシアを結(jié)ぶ國(guó)際高速鉄道が念頭にあるという。

中國(guó)政府が、営業(yè)時(shí)速が400キロメートルに達(dá)する高速電車車両の開発を科學(xué)技術(shù)の重點(diǎn)課題の一つとしたのは16年11月だったという。王研究主任によると、プロジェクトの具體的な目標(biāo)には、連接臺(tái)車の使用や安全性確保、國(guó)際列車に投入が可能な技術(shù)の確立などもあったという。

主任設(shè)計(jì)師によると、新たに開発した車両は営業(yè)時(shí)速が世界最速の400キロメートルで、試験時(shí)には時(shí)速440キロメートルでの走行が可能。さらに、1435ミリメートルと1520ミリメートルのゲージに対応するフリーゲージ?トレインで、複數(shù)の電力供給と信號(hào)方式に対応する。

フリーゲージ式を採(cǎi)用したのは、中ロを結(jié)ぶ國(guó)際高速鉄道を念頭に開発したからだ。中國(guó)では鉄道路線のほとんどが世界的に標(biāo)準(zhǔn)軌とされる1435ミリメートルのゲージだ。一方のロシアは大部分が1520ミリメートルだ。そのため両國(guó)を結(jié)ぶ國(guó)際列車は國(guó)境地點(diǎn)で、數(shù)時(shí)間をかけて臺(tái)車の交換を行っている。

フリーゲージの車両の場(chǎng)合、ゲージ変更の際には低速で走行すると考えられるが、それでも従來の臺(tái)車交換と比較すれば時(shí)間が大幅に節(jié)約できる。また、高速運(yùn)行を?qū)g現(xiàn)するためには高度な規(guī)格に基づく新たな鉄道路線が必要と考えられるが、フリーゲージの車両ならば、それぞれの國(guó)の在來線にそのまま乗り入れることも容易だ。

王主任設(shè)計(jì)師によると、新開発の列車は軽量化などによりエネルギー消費(fèi)を従來型より10％低減した。さらに、列車の運(yùn)行や乗客へのサービスで「スマート化」を進(jìn)めた。さらに、「主動(dòng)的な安全性」「受動(dòng)的な安全性」を共に向上させた。新たな列車は年內(nèi)に完成し、まず中國(guó)國(guó)內(nèi)の路線で試験運(yùn)転するという。

なお、王主任設(shè)計(jì)師が言及した連接臺(tái)車とは、個(gè)別の車両ではなく車體間の連結(jié)部分に設(shè)置して前後の2つの車體を支える臺(tái)車のこと。日本では、小田急ロマンスカー3000形に採(cǎi)用されたが実用例は少なく、現(xiàn)在は減少しつつあるという。

連接臺(tái)車には複合震動(dòng)が起きにくいので高速走行時(shí)の安定性が高いなどの利點(diǎn)がある反面、列車の編成を変更することが困難で、脫線事故などの場(chǎng)合にも復(fù)舊が手間取る短所がある。また、臺(tái)車1基あたりにかかる重量が大きくなり、線路などへの負(fù)擔(dān)も増える。（翻訳?編集/如月隼人）