2019年6月17日、中國網(wǎng)によると、中國の主要な経済官庁である國家発展改革委員會の報道官は記者會見で、中國が世界最大の生産量を誇るレアアース（希土類）が米國との貿(mào)易摩擦における強力な報復手段となるかどうかについて問われ、「戦略資源としてのレアアースの特殊価値を十分に発揮しなければならない」と述べた。

習近平（シー?ジンピン）國家主席は先月、レアアースの産地である江西省南部を訪れ、「レアアースは重要な戦略資源」と強調(diào)した。

國家発展改革委員會の孟瑋（モン?ウェイ）報道官は17日の記者會見で、同委員會が先ごろ開催した3つの座談會でレアアース産業(yè)の専門家、レアアース企業(yè)、レアアース産地の主管部門から寄せられた意見や提案を整理して、戦略資源としてのレアアースの特殊価値を発揮するための関連政策?措置を早急に検討?実施しなければならないと述べた。

中國版ツイッターの微博（ウェイボー）では17日、「戦略資源としてレアアースの特殊価値」が検索ワードランキングで一時トップ10入りした。

ウェイボーユーザーからは「貴重な資源を輸出してはならない」「自國のレアアースを保護することが最優(yōu)先課題だ」「中國が當初、レアアースを安売りしたのはそれを利用する技術が備わっていなかったから。だが今は違う」「この切り札は上手に握っておかなければならない」などの聲が上がっていた。（翻訳?編集/柳川）