2013年5月10日未明、韓國大統(tǒng)領(lǐng)府の尹昶重(ユン?チャンジュン)報道官が更迭された。樸槿恵(パク?クネ)大統(tǒng)領(lǐng)が滯在先の米國で決定し、李南基(イ?ナムギ)広報擔(dān)當(dāng)首席秘書官が米ロサンゼルスで行われた記者會見でこれを発表した。更迭の理由について、韓國メディアは「セクハラが原因」と報じている。北米華字ニュースサイト?多維新聞(DWnews)が伝えた。

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5日に始まった樸大統(tǒng)領(lǐng)の訪米日程は米韓首脳會談の実現(xiàn)などを通じ、成功裏に終わるものとみられた。しかし、その旅程が終盤に向かった9日、大統(tǒng)領(lǐng)に隨行していた尹報道官の姿が消えた。李秘書官の説明によると、訪米中に「高官として不適切な行動があり、國家の尊厳を傷つけた」としてその場で更迭に至ったという。李秘書官はその具體的な理由を明かしておらず、「在米韓國大使館を通じて調(diào)査中」としている。樸大統(tǒng)領(lǐng)の訪米日程終了を待たず、李秘書官は8日、すでに帰國した。

しかし、韓國?聯(lián)合通信などは、米韓首脳會談の催された7日夜、韓國在米大使館でインターンを務(wù)めていた女性に対し、尹報道官が性的嫌がらせを働いたのが更迭理由」と伝えている。女性が警察に通報したことで明らかになったといい、尹報道官は米當(dāng)局に拘束されることはなかったものの、「詳細(xì)は依然、調(diào)査中」とのこと。

尹昶重氏は保守派のコラムニスト出身。前年の韓國大統(tǒng)領(lǐng)選では、樸氏の対立候補(bǔ)?文在寅(ムン?ジェイン)氏を「反韓勢力」と批判して爭議を呼んだことがある。樸大統(tǒng)領(lǐng)が就任するとそのスポークスマンに任命されたが、今回の電撃的な解任劇は、樸政権の今後に少なからぬダメージを與えると考えられる。(翻訳?編集/愛玉)