2019年6月17日、このほど開(kāi)幕した第22回上海國(guó)際映畫(huà)祭で、直前に上映中止となったグアン?フー（管虎）監(jiān)督の最新作「八佰」だが、來(lái)月5日から予定されていた劇場(chǎng)公開(kāi)も同じく中止されることが分かった。

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15日に開(kāi)幕した上海國(guó)際映畫(huà)祭で、オープニングフィルムとして上映される予定だった「八佰」は、直前に主催側(cè)が「技術(shù)的な問(wèn)題」を理由に中止を発表した。同作は1937年の中國(guó)軍と日本軍の軍事衝突である第2次上海事変で、最後の戦闘となった「四行倉(cāng)庫(kù)の戦い」を描くもの。同戦闘では、四行倉(cāng)庫(kù)を守る88師524団が4日間にわたって日本軍の攻撃に耐え、友軍が退卻する援護(hù)を行ったとして、「八百壯士」の名で中國(guó)では広く知られている。

映畫(huà)祭での上映中止の理由としてささやかれているのは、中國(guó)軍が掲げる國(guó)民黨の黨章?青天白日旗が頻繁に現(xiàn)れるのを問(wèn)題視したというもの。今年は中國(guó)の建國(guó)70周年となることも手伝い、新中國(guó)誕生に貢獻(xiàn)した人々の感情や、中華人民共和國(guó)の威信を傷つけかねないと判斷したのではないかと言われている。

カンヌ國(guó)際映畫(huà)祭で功労賞「ゴールデン?コーチ賞」を授賞するなど、中國(guó)を代表する映畫(huà)監(jiān)督の1人であるジャ?ジャンクー（賈樟柯）は14日、中國(guó)版ツイッターで「映畫(huà)事業(yè)は、このようなことをしてはいけない」とつぶやいているが、これは「八佰」の上映中止を指すものではないかと推測(cè)されている。（Mathilda）