2013年5月11日、中國共産黨機(jī)関紙?人民日報(bào)（海外版）は、9日に発生したフィリピン公船が臺灣漁船に発砲し、船員1人が死亡した事件について、「絶対に許せない殘忍な行為」と非難するとともに、中國側(cè)の対応方法などを主張した。

【その他の寫真】

人民日報(bào)は今回の事件を「絶対に許せない」とする理由について、臺灣人船員が死亡した事実だけでなく、事後の対応やその目的にもあると次の通り指摘した。

1．殘忍な暴力の使用

フィリピン沿岸警備隊(duì)の船が操業(yè)中の臺灣漁船に向けて発砲し、船員1人が被弾したが、その後も引き続き臺灣漁船を追尾し、発砲し続けた。被弾した船員は死亡が確認(rèn)された。

2．事後の言い訳

事件発生後、フィリピン當(dāng)局はまず関與を否定した。その後、フィリピン沿岸警備隊(duì)が臺灣漁船に向けて発砲した事実を認(rèn)めたものの、「操業(yè)を継続できなくさせる目的で、機(jī)器に向けてのみ発砲した」と弁解した。

3．管轄権の強(qiáng)硬な主張

事件が発生した地點(diǎn)は、臺灣?屏東県から南方約170海里（約315km）に位置する、臺灣とフィリピン雙方が排他的経済水域（EEZ）を主張する海域。強(qiáng)硬な手段を用いたことから、武力によって関係海域の管轄権を主張しようとするフィリピン側(cè)の意図が読み取れる。

人民日報(bào)は「フィリピンの最終目的は、臺灣漁民や中國漁民を阻止するだけでなく、國內(nèi)にフィリピン政府の固い決意を示すとともに、一方的な実際の行動によって海上の管轄範(fàn)囲を自ら確定することにある。中國は海上で自らコトを荒立てないが、フィリピン側(cè)が中國や臺灣の漁船や漁民に対して引き続き不法で粗暴な対応を続けるのであれば、中國側(cè)も適時(shí)に反撃し、中國や臺灣漁民の合法的な権益を保護(hù)する。中國と臺灣は海上の合法的な権益保護(hù)に関する?yún)f(xié)力を一刻も緩めることなく、適切な方法で対応していく」と主張している。（翻訳?編集/HA）