中國メディア?新浪娯楽の中國版ツイッター?微博（ウェイボー）アカウントは19日、宮崎駿監(jiān)督の『千と千尋の神隠し』が北京で初めて劇場上映された際に、スタジオジブリ代表取締役プロデューサーの鈴木敏夫氏が中國のファンに宛てたビデオメッセージが流されたことを伝えた。

【その他の寫真】

スタジオジブリの創(chuàng)設(shè)時(shí)から數(shù)多くの作品をプロデュースしてきた鈴木氏は、映像の中で、「宮崎監(jiān)督の作品は、毎回だいたい1年の準(zhǔn)備期間と2年の制作期間を経てできています。このサイクルで、みんなで映畫を作って、それが上映される。ずっとそれを繰り返してきました」と説明した。

さらに、宮崎監(jiān)督が現(xiàn)在制作中の新作『君たちはどう生きるか』について、「どっちにしろ、今回でおそらく最後になるでしょう。だから時(shí)間や予算は気にしないつもりで、監(jiān)督が一體何をしたいのかに任せようと思います（笑）。実はすでに（プロジェクトが）始まってから3年になるんですが、ここから完成までは順調(diào)に進(jìn)んだとしてもさらに3年が必要で、全部で6年かかることになります。結(jié)果としてどんな作品ができ上がるのか、非常に楽しみにしています」と語ったという。

今回、新作の完成時(shí)期が言及されたことについて、中國のネットユーザーは「すごく楽しみ！」「待つ価値はある」「何年でも待ってます！などとコメントした。

また、次作が最後の作品になると示唆されたことについては、「最後の作品かあ。泣きそう」「宮崎監(jiān)督は1カットに1年かけるぐらいこだわりのある、商業(yè)的なものとは無縁な人。引退するなんて殘念」などの聲が上がったほか、「これまでも何度も引退宣言をしてきたもんね」「大丈夫。これからもきっとたくさんの作品を世に送り屆けてくれるって信じてる」などと、次作以降の制作を期待する聲も見られた。

このほか、「いつも夢と楽しみを與えてくれてありがとう」と感謝を表したり、「宮崎監(jiān)督の健康が何よりも大切！」と気遣ったりするコメントもあった。（翻訳?編集/巖谷）