2013年5月12日、四川省と貴州省で相次いで炭鉱爆発事故が発生している。四川省瀘県の桃子溝炭鉱では11日にガス爆発事故が発生、27人が死亡、16人が負(fù)傷、うち5人が重體となっている。貴州省安順市平●（土へんに覇）県の大山炭鉱では10日夜にガス爆発が発生、12人が死亡、2人が負(fù)傷した。仏ラジオ局RFIが伝えた。

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四川省の桃子溝炭鉱は昨年生産を開始したばかりで、先週には安全生産監(jiān)督管理局の査察を受けていた。同局の楊棟梁（ヤン?ドンリアン）局長(zhǎng)と炭鉱の安全監(jiān)督管理局の傅建華（フー?ジエンホア）局長(zhǎng)の率いるチームが、救出と事故発生原因の調(diào)査に乗り出している。

事故が発生したのは11日午後2時(shí)頃で、108人が炭鉱內(nèi)で作業(yè)中だった。爆発により9人が坑內(nèi)に閉じ込められたが、無事に救出された。桃子溝炭鉱にいたる道路が渋滯していたため、救援チームの一部は徒歩で救援物質(zhì)を輸送することを余儀なくされた。

また、貴州省安順市平●（土へんに覇）県大山炭鉱では10日晩に爆発事故が発生した。違法生産をしていた炭鉱側(cè)が、作業(yè)員數(shù)と死亡者數(shù)を偽って報(bào)告したため、當(dāng)局が地元住民の通報(bào)にもとづき調(diào)査を進(jìn)めたところ、11日の時(shí)點(diǎn)で少なくとも12人が死亡、2人が負(fù)傷していることがわかった。政府側(cè)は炭鉱の閉鎖を命じ、関係者の処分を行うことを発表した。

中國(guó)では炭鉱事故による死亡率が他國(guó)を大きく上回っており、2002年に7000人近い犠牲者を記録して以來、安全規(guī)定の強(qiáng)化によって大規(guī)模な事故は減少していたが、小規(guī)模事故は依然として発生し続けている。昨年の炭鉱事故による死亡者は1384人と発表されているが、安全規(guī)定は無視されることが多く、死傷者數(shù)も過少報(bào)告されているという見方が一般的である。（翻訳?編集/岡本悠馬）