タイで崖から突き落とされながらも奇跡的に生還した妊娠中の中國人女性が昏睡狀態(tài)に陥った。成都商報(bào)など、複數(shù)のメディアが21日に伝えた。

今月9日に妊娠3カ月の中國人女性が、ウボンラーチャターニー県の國立公園內(nèi)で高さ34メートルの崖から転落。女性は大腿（だいたい）骨など複數(shù)カ所を骨折したが、木がクッションになったことなどで奇跡的に一命をとりとめ、胎児も無事だった。

女性は當(dāng)初、警察に対して「めまいがして崖から落ちた」と話していたが、その後の調(diào)べで中國人の夫が突き落として殺害しようとしたと告白。入院中の女性を「しゃべったら殺す」などと脅していたという。夫は17日に見舞いに訪れたところを現(xiàn)地警察に逮捕された。

しかし、15日から現(xiàn)地入りした女性の両親によると、20日に現(xiàn)地警察の事情聴取を受けた後、女性は疲労を訴え、そのまま意識(shí)を失った。呼び掛けても目を覚まさず、昏睡狀態(tài)だという。

容疑者の夫をめぐっては、過去に數(shù)回、女性を崖まで連れて行っていたことや、中國で竊盜の前科があったことが報(bào)じられている。なお、中國版ツイッター?微博（ウェイボー）では21日午後6時(shí)現(xiàn)在、「タイで崖から落ちた妊婦が突然昏睡」が検索キーワードランキングで2位になっている。（翻訳?編集/北田）