<直言!日本と世界の未來>関西が世界の中心に!大阪G20と2國間トップ會談に期待―立石信雄元オムロン會長

立石信雄    2019年6月23日(日) 6時30分

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大阪で今週28~29日に主要20カ國?地域(G20)首脳會議が開かれ、この期間中に、米中、日米、米ロなど主要國間の首脳會談が予定されている。関西が華やぎ、世界中から注目されよう。寫真は大阪。

大阪で生まれ京都で育った私は関西に親近感を感じる。その大阪で今週28~29日に主要20カ國?地域(G20)首脳會議が開かれる。この期間中に、米中、日米、米ロなど主要國間の首脳會談が予定されている。関西が華やぎ、世界中から注目されよう。名だたるトップ指導(dǎo)者が集結(jié)すると考えるだけでワクワクする。

中でも注目は米中首脳會である。昨年12月のアルゼンチンG20以來、5回目の顔合わせとなる。トランプ米大統(tǒng)領(lǐng)は「中國は合意を望んでおり、チャンスはある」と述べ、米中貿(mào)易摩擦の収束に向けた両國間の合意に期待感を示している。

トランプ米大統(tǒng)領(lǐng)と中國の習(xí)近平國家主席は既に電話協(xié)議し、米中首脳會談の前に、閣僚級でも協(xié)議することで合意した。米國が制裁関稅を拡大して対立が激化した5月10日を最後に閣僚協(xié)議は開かれていなかっただけに、進(jìn)展するよう望みたい。

米國は対中貿(mào)易赤字の削減に加え、中國による知的財産権侵害や外國企業(yè)に対する技術(shù)移転の強制などで中國に譲歩を迫っており、世界経済を脅かす米中貿(mào)易摩擦が沈靜化に向かうかどうかがポイントになる。

米國は中國からのほぼ全輸入品に及ぶ追加関稅案を既に発表。圧力をかけて交渉を有利に進(jìn)めることが狙いのようだ。中國の報復(fù)関稅で打撃を受ける米農(nóng)家の不満も高まっており、習(xí)氏との対話で「手打ち」したいのが來年の大統(tǒng)領(lǐng)再選を目指すトランプ氏の本音だろう。

一方、妥協(xié)の道を探ってきた中國は、5月の通商協(xié)議が不調(diào)に終わると対決姿勢に転じた。米國産品の輸入拡大や貿(mào)易不均衡是正につながる中國國內(nèi)法の改正など、米國が突きつけた要求が過大だとして「絶対に譲歩できない」と內(nèi)外に宣言。背水の陣を敷く。

中國経済も落ち込みが続くなか、長期戦への覚悟を國民に求めるかのような報道も出始めた。持久戦に持ち込み、時間稼ぎをすれば大統(tǒng)領(lǐng)選への影響を懸念するトランプ氏が圧力を緩めるとの思惑もあるようだ。

トランプ大統(tǒng)領(lǐng)はロシアプーチン大統(tǒng)領(lǐng)との會談にも乗り気とされる。2016年米大統(tǒng)領(lǐng)選へのロシアの介入をめぐる「ロシア疑惑」の捜査でトランプ氏とロシアの「蜜月」に厳しい目が注がれ、首脳同士が直接対話できない狀況が続いている。トランプ氏は捜査が終結(jié)したのを機(jī)に対ロ関係正?;驀恧毪趣我姺饯飧∩悉筏皮い搿?/p>

ホスト國である日本の安倍晉首相も、米國、中國、ロシアなどの首脳との會談が予定されており、內(nèi)外に存在感を示す格好の舞臺となるだろう。先の首相イラン訪問や北朝鮮問題、日米貿(mào)易交渉などを議論する見通しだ。米國のトランプ氏をはじめ中ロやイランとも良好な関係を保つ安倍首相ならではの“得意技”を発揮してもらいたいものだ。。

國家主席就任後、初訪日となる習(xí)氏との會談では、関係改善を受けた経済協(xié)力のあり方などが話し合われる見通しだ。G20前の27日に食事會を含めた首脳會談を調(diào)整している。習(xí)氏は國賓待遇での來春の再訪日についても協(xié)議されるという。

トップ同士の會談は平和友好と相互経済発展に向け大きな利點がある。元徴用工の問題などで亀裂が深まる韓國との首脳會談もぎりぎりまで対話の可能性を探ってほしい。

<直言篇91>

■筆者プロフィール:立石信雄

1959年立石電機(jī)販売に入社。1965年立石電機(jī)(現(xiàn)オムロン株式會社)取締役。1995年代表取締役會長。2003年相談役。 日本経団連?國際労働委員長、海外事業(yè)活動関連協(xié)議會(CBCC)會長など歴任。SAM「The Taylor Key Award」受賞。同志社大名譽文化博士。中國?北京大、南開大、上海交通大、復(fù)旦大などの顧問教授や顧問を務(wù)めている。SAM(日本経営近代化協(xié)會)名譽會長。エッセイスト。

■筆者プロフィール:立石信雄

1959年立石電機(jī)販売に入社。1965年立石電機(jī)(現(xiàn)オムロン株式會社)取締役。1995年代表取締役會長。2003年相談役。 日本経団連?國際労働委員長、海外事業(yè)活動関連協(xié)議會(CBCC)會長など歴任?!弗蕙庭弗幞螗趣?a target='_blank' href='http://www.wenhuatang.com/search.php?filter=ノーベル賞'>ノーベル賞」といわれるSAM(Society for Advancement of Management)『The Taylor Key Award』受賞。同志社大名譽文化博士。中國?北京大、南開大、上海交通大、復(fù)旦大などの顧問教授や顧問を務(wù)めている。SAM(日本経営近代化協(xié)會)名譽會長。エッセイスト。

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