「フィリピンたたき」で憂さ晴らしする臺灣人、相手が日本ならこれほど怒りはしない―臺灣メディア

Record China    2013年5月18日(土) 19時10分

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16日、臺灣文化大學の蔡教授は、臺灣漁民射殺事件によるフィリピンへの激しい怒りは臺灣人が抱いている挫折感の裏返しだと指摘した。資料寫真。

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2013年5月16日、臺灣文化大學の蔡[王韋](ツァイ?ウェイ)教授は、臺灣漁民射殺事件で臺灣人が示したフィリピンへの激しい怒りは臺灣人が國際社會や臺灣當局に抱いている挫折感の裏返しだと指摘した。臺灣のETtoday新聞雲(yún)が伝えた。

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今回の事件発生後に見せた馬英九(マー?インジウ)政権の対応に批判が集中している。臺灣外交部の林永楽(リン?ヨンラー)部長はフィリピン擁護の姿勢から「翻訳機」と呼ばれ、弱腰の態(tài)度に非難が殺到した。馬英九総統(tǒng)も當初の態(tài)度とは一変し、フィリピンに対し11項目の制裁措置を掲げ、謝罪や賠償を要求するなど強気の姿勢を示したが、その聲も日増しにトーンダウンしている。

だが、蔡教授はフィリピン政府に対する臺灣當局の要求について、「正當性があり、理にかなったものだ」と評価。たとえ相手方の出方が遅く、納得のいく対応でなかったとしても、それを理由に臺灣當局を責めるべきではないと主張する。フィリピンに対する臺灣人の過度の憎しみや怒りは、「自分たちよりも弱いと思っているフィリピン人を利用した『憂さ晴らし』にすぎない」と蔡教授。過去に「アジア4小龍(経済発展を遂げた臺灣、香港、韓國、シンガポールを指す)」と呼ばれた臺灣も、今では他の國に追い越されてしまった?!缸苑证郡沥瑑?yōu)越感に浸れると勝手に思い込んでいた相手?フィリピンが強硬姿勢に出ることに、臺灣人は耐えられない」と指摘する。

「もし、今回の相手が日本だったら、人も政府も同じ態(tài)度をとるだろうか?」と蔡教授?!概_灣人はただ憂さ晴らしをしているだけであり、過度に感情的になっても物事は解決しない。もっと理性的な態(tài)度で応ずるべきだ」と語った。(翻訳?編集/本郷)

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