「千と千尋の神隠し」が中國で大ヒット! 「トイ?ストーリー4」に圧勝―中國メディア

Record China    2019年6月25日(火) 14時(shí)30分

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24日、新京報(bào)は、同じ日に中國で公開された「千と千尋の神隠し」と「トイストーリー4」の興行収入にはっきりと明暗が出たと報(bào)じた。

2019年6月24日、新京報(bào)によると、同じ日に中國で公開された「千と千尋の神隠し」と「トイストーリー4」の興行収入にはっきりと明暗が出たようだ。

2001年にスタジオジブリが発表した宮崎駿監(jiān)督の「千と千尋の神隠し」と、ディズニー?ピクサーの代表作シリーズ最新作「トイストーリー4」の2大アニメ映畫作品がそれぞれ21日に中國で公開された。

記事によると、公開から4日間で「トイストーリー4」は9840萬元(約15億3000萬円)の興行収入を獲得したのに対し、「千と千尋の神隠し」はその倍以上となる2億1000萬元(約32億7000萬円)に達(dá)し、「千と千尋の神隠し」が大差をつけてリードしている狀況だという。

両者に明暗がはっきりと出た理由について、記事は北米では非常に高い評(píng)価を受けている『トイストーリー』シリーズが中國本土ではこれまで必ずしも大人気を博してこなかったこと、「千と千尋の神隠し」は史上初めて非英語映畫でアカデミー賞最優(yōu)秀長編アニメ賞を獲得しベルリン映畫祭でも賞を獲得したほか日本映畫史上の興行収入を樹立したという輝かしい経歴を引っ提げての中國上陸だったことに言及。「口コミの面でもクオリティーの面でも、公開前から『千と千尋の神隠し』が勝っていた」と評(píng)した。

長い間業(yè)界に攜わっている映畫館関係者は「日本のアニメが持つ中國の観客との距離感は、ハリウッドのアニメよりもさらに近い。作品に登場(chǎng)するオリエンタルな要素が、文化的なアイデンティティーを抱かせる。また、自身の人生経験や認(rèn)識(shí)にダブらせながら映畫を鑑賞する人もおり、これも『千と千尋の神隠し』が幅広い年齢層に親しまれている理由だ」と語った。

さらに、ピクサーが中國本土の観衆(zhòng)を意識(shí)しだしたタイミングが日本のアニメよりもかなり遅く、観客層の柱である20~30代の記憶の中には日本のアニメが色濃く殘っていることにも言及している。(翻訳?編集/川尻

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