2019年6月24日、中國のポータルサイト百度に、「F-22がJ-20のステルス能力を上回る時代は間もなく終わる」とする文章が掲載された。

文章は、現(xiàn)在世界では第5世代ステルス戦闘機(jī)に用いられるステルス技術(shù)がますます成熟しつつあるとする一方で、「遠(yuǎn)赤外線レーダーに見つかる可能性があるという問題を克服できないでいる」とした。

そして、以前シリアの戦場でロシアのSu-35戦闘機(jī)が遠(yuǎn)赤外線レーダーを使って米國のF-22ステルス戦闘機(jī)のロックオンに成功する事例が起きたと紹介。「これはF-22が飛行中に電子設(shè)備、エンジンそして激しい摩擦を起こす部分から放出された熱エネルギーを遠(yuǎn)赤外線レーダーが捉えたことによるものだ」と解説している。

その上で「わが國は赤外線ステルス材料開発でブレイクスルーを果たした。この材料を戦闘機(jī)に用いると、電子設(shè)備やエンジン、激しい摩擦によって生じるエネルギー信號を効果的に低減するのだ」とし、「この材料をステルス技術(shù)を組み合わせることで、中國のJ-20戦闘機(jī)は世界のあらゆるレーダーから身を隠す能力を身に付けることになる」と主張した。

文章は、「米國がまだこの材料を開発していないことは明らかであり、J-20への利用に成功すれば、そのステルス性能はF-22やF-35などの第5世代戦闘機(jī)の上を行くことになる」と説明。その一方で、現(xiàn)時點(diǎn)では熱の放出に関する大きな技術(shù)面での課題も存在するため、すぐにJ-20に用いることはできないとしている。（翻訳?編集/川尻）