中國(guó)メディア?環(huán)球時(shí)報(bào)は25日、「ポンペオ米國(guó)務(wù)長(zhǎng)官は世界の混亂の元となっている」と題した記事を掲載し、同氏を批判した。

記事は、「米國(guó)の國(guó)家戦略が冷戦への考え方に向かっているこの歴史的な分岐點(diǎn)において、ポンペオ國(guó)務(wù)長(zhǎng)官は自分1人の力でこの動(dòng)きを徐々に極端な方向にねじ曲げ、米國(guó)の対外政策における強(qiáng)硬派の権化となっている」「彼は米國(guó)國(guó)務(wù)省を?qū)澩夤膜螔圏c(diǎn)へと変え、世界平和にとっての脅威となっている。さまざまな矛盾を抱えた大國(guó)ならびに主要國(guó)家の間に、あえて火花を撒き散らしているのだ」などと指摘した。

さらに、「ポンペオ國(guó)務(wù)長(zhǎng)官は最近、サウジアラビアなどへの訪問の機(jī)會(huì)を利用して、中國(guó)やロシア、イランに圧力をかけたが、中國(guó)に関して彼の攻撃的な言葉はこれまでの中國(guó)に対する外交言語システムを完全に突破するものであり、さまざまな悪辣（あくらつ）な言葉を使用した。さらには華為技術(shù)（ファーウェイ）の封殺を扇動(dòng)した上で新疆ウイグル自治區(qū)政策にも力を余すことなく攻撃し、香港などの問題にまで踏み込んできた。彼は大國(guó)間でゲームをしているのではなく、反中勢(shì)力の旗手となっているのだ」と強(qiáng)い反感を示した。

そして、「世界の力関係の変化に対して米國(guó)がある種の危機(jī)感を抱いているというのは理解できる。しかし、ポンペオ國(guó)務(wù)長(zhǎng)官はコミュニケーションを強(qiáng)化して疑念を拭い去るという方法を取らず、米國(guó)の危機(jī)感を?qū)澩獾膜试鳏筏撙丐葔浃?、過激な行動(dòng)によって國(guó)際的な敵意を助長(zhǎng)しようとしているのだ」と指摘。「過去數(shù)十年間で米國(guó)は數(shù)多くの戦爭(zhēng)や制裁、衝突を経験して國(guó)力を消耗したが、ポンペオ國(guó)務(wù)長(zhǎng)官は米國(guó)をさらに外部と対立させようとしている」とした。

記事はまた、「ポンペオ國(guó)務(wù)長(zhǎng)官の経歴には軍や情報(bào)機(jī)関にまつわる要素が目立つ」とも指摘?！浮簩澚ⅳ工毪长取护长饯摔韦浃攴饯扦ⅳ?、彼にできる唯一のことなのだろう。彼は、中國(guó)やロシア、イランといった國(guó)と対立している時(shí)だけ自分を見つけ、自分の価値を証明することができるのだ」と皮肉った。

さらに、「米國(guó)の新しい國(guó)家戦略から見ても、ポンペオ國(guó)務(wù)長(zhǎng)官は大きく的を外している。米國(guó)は中國(guó)を『戦略的競(jìng)爭(zhēng)相手』と見ているが、彼は『戦略的競(jìng)爭(zhēng)』を『戦略的敵対』に勝手に変換してしまっている。これは平和な日々を望む米國(guó)民の願(yuàn)いとはかけ離れている。彼は中國(guó)を敵と見なす主張に説得力を持たせるために、米國(guó)の世論を中國(guó)に対する憎しみへとをあおる急先鋒となり、中國(guó)に悪意を込めたレッテルを次々と貼っているのだ」とも指摘した。

最後に、「このような國(guó)務(wù)長(zhǎng)官が現(xiàn)れる米國(guó)政治は悲劇であり、ひいては國(guó)際政治の悲哀だと言わざるを得ない。世界はポンペオ國(guó)務(wù)長(zhǎng)官が世界の平和を蟲けらのように食い荒らそうとしていることを警戒しなくてはならない。彼は外交の持つ建設(shè)的な役割を損ない、國(guó)家間の衝突を緩和するための貴重なスペースを奪い、外交という栄譽(yù)ある職業(yè)に大きな汚點(diǎn)を殘したのだ。世界の外交に関わる人は彼の行為を軽蔑し、共に迎え撃たなければならない」と強(qiáng)い言葉で結(jié)んだ。（翻訳?編集/巖谷）