2013年5月17日、ドル?円相場(chǎng)がこのほど、4年ぶりに1ドル＝100円の大臺(tái)を突破した。同相場(chǎng)は14日、1ドル＝101円以上で推移した。一部の機(jī)関は、「円安の流れは抑えがたく、ドル?円相場(chǎng)は將來的に、1ドル＝120円に達(dá)する可能性がある」と予想した。中國証券報(bào)が伝えた。

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このほど公表された2012年會(huì)計(jì)年度（今年3月31日まで）の年次報(bào)告書によると、円安の輸出促進(jìn)効果により日本自動(dòng)車メーカーが利益を受け、各社の業(yè)績が予想を大幅に上回った。

アナリストは、「日銀の量的緩和策が猛威をふるい続け、円安のすう勢(shì)が逆転しがたくなった。近年深刻な影響を受けていた日本の自動(dòng)車産業(yè)は、さらに業(yè)績が刺激される可能性がある」と指摘した。

◆自動(dòng)車メーカーが好調(diào)

このほど2012年會(huì)計(jì)年度の業(yè)績報(bào)告を発表した日本自動(dòng)車大手のうち、特に好調(diào)だったのはトヨタだ。トヨタは2012年度に、前年比約240％増の9621億円の純利益を創(chuàng)出し、市場(chǎng)の予想を上回った。また、2012年度の営業(yè)利益は271．4％増の1兆3028億円となり、2007年度に記録した2兆2703億円に次ぐ業(yè)績となった。また、全世界の連結(jié)販売臺(tái)數(shù)は20．7％増の887萬1000臺(tái)となった。米國市場(chǎng)での好調(diào)、大幅な円安による輸出増が、トヨタの業(yè)績アップの重要な原因だ。

ホンダがそれより先に発表した2012年度の純利益は、前年比73．6％増の3671億円に達(dá)した。ホンダはまた、新興市場(chǎng)の事業(yè)拡大に伴い、2013年度の売上高が22．5％増の12兆1000億円の新記録を達(dá)成し、純利益も58．0％増の5800億円に達(dá)すると予想している。

マツダは2012年度に黒字転換を?qū)g現(xiàn)し、純利益が343億円に達(dá)した（前年度は1077億円の赤字）。スズキの純利益は2012年度に約50％増の803億円に達(dá)した。富士重工の2012年の純利益は211％増の1196億円に達(dá)した。三菱の2012年の純利益は58．7％増の379億円に達(dá)した。

トヨタ（7203）の株価は今年に入ってから5月14日までに、55％高の6210円に達(dá)した。富士重工（7270）は112％高の7270円、マツダ（7261）は109％高の362円に達(dá)し、日経平均株価指數(shù)は前年比42％高となった。

◆円安が輸出を刺激

アナリストは、「円相場(chǎng)は今年に入ってから現(xiàn)在まで、すでに約15％下落している。これは日銀がこのほど実施した大規(guī)模な量的緩和策が猛威をふるい始めたためで、円安のすう勢(shì)は年內(nèi)に逆転が不可能と見られる。円安は自動(dòng)車などの輸出企業(yè)に持続的に有利な影響を與える。重要業(yè)界の好調(diào)は日本経済の回復(fù)を後押しする。しかし現(xiàn)在、一部の外部市場(chǎng)の不確定要素が、これらの企業(yè)、さらには日本経済の先行きに影響する可能性がある」と指摘した。

野村證券は最新の報(bào)告書で、「ドル?円相場(chǎng)を1ドル＝100円で計(jì)算した場(chǎng)合、日本企業(yè)（金融業(yè)を除く）の2013年會(huì)計(jì)年度（來年3月31日まで）の経常利益は前年比50％増となる」と予想した。円安の流れが続くと見られることから、自動(dòng)車メーカーを始めとする輸出企業(yè)の業(yè)績はさらなる改善の余地が殘されている。

一部の権威ある研究機(jī)関は、「円相場(chǎng)が下落を続け、株価が上昇を続けた場(chǎng)合、今年の日本株式市場(chǎng)は世界株式市場(chǎng)の先導(dǎo)者の一つになるだろう」とした。バンク?オブ?アメリカは、「1ドル＝100円の大臺(tái)に乗った後、ドル?円相場(chǎng)は年末に1ドル＝105円に達(dá)する可能性がある。日本の株式市場(chǎng)にはさらなる株価上昇の余地がある」と指摘した。三菱東京UFJ銀行は、「ドル?円相場(chǎng)は年末に1ドル＝108円臺(tái)に達(dá)する可能性があり、日本の輸出に対する刺激がさらに強(qiáng)まる」と分析した。みずほコーポレート銀行は、「ドル?円相場(chǎng)の次の目標(biāo)は、1ドル＝120円に達(dá)する可能性がある」とした。

アナリストは、「海外では円相場(chǎng)に関する議論が白熱化しているが、このほど開かれた先進(jìn)7カ國（G7）財(cái)務(wù)相?中央銀行総裁會(huì)議で、日本が公に批判されることはなかった。これはある程度、円安を加速させるだろう」と指摘した。（提供/人民網(wǎng)日本語版?翻訳/YF?編集/TF）