2019年6月23日、中國(guó)のポータルサイト百度に、中國(guó)のJ-20戦闘機(jī)に及ばないと言われるF-35戦闘機(jī)が、今後10年の改良によって性能面でJ-20を大きく引き離す可能性があるとする米メディアの報(bào)道を伝えた。

記事は米メディアの23日付報(bào)道を紹介。問(wèn)題が指摘され、性能も中國(guó)のJ-20に及ばないとの聲が聞かれるF-35について、米政府とロッキード?マーティン社がすでに2020年代後半まで続くグレードアップ計(jì)畫を策定しており、改良が実現(xiàn)すればJ-20はほぼF-35に対抗できなくなると見(jiàn)込んでいると伝えた。

そして、同社が20年代に行われる予定であるF-35の「ブロック4」バージョンへの改良プランを示したことを紹介。これは間もなく発表される「テックリフフレッシュ3」と呼ばれる電子機(jī)器システムのリフレッシュに基づくもので、より高い計(jì)算能力を持つコアプロセッサ、全景型のコックピットインジケーター、改良版メモリユニットなどを搭載する予定だとしたほか、新しいソフトウェアを速やかに採(cǎi)用して飛行機(jī)の能力を高めるためのオープンなシステムの枠組みをF-35に搭載する見(jiàn)込みだと説明した。

さらに、「ブロック4」ではステルス性や外部燃料タンクなどの機(jī)能も向上し、航続距離が40％以上長(zhǎng)くなるという。

記事は、このアップグレードによりF-35はステルス性を特徴とする第5世代戦闘機(jī)と、現(xiàn)時(shí)點(diǎn)で最先端のネットワーク能力によりパイロットの外部兵器、無(wú)人機(jī)、センサー制御を可能にすると定義づけられている第6世代戦闘機(jī)の境界線を曖昧にしうると説明。無(wú)人機(jī)の搭載を可能にするほか、巡航ミサイルや弾道ミサイルの迎撃能力も備えるうえ、発見(jiàn)した情報(bào)を即時(shí)味方に送信することで完全な作戦體系を構(gòu)築することも可能になるとの見(jiàn)方を伝えている。（翻訳?編集/川尻）