21日に中國(guó)で劇場(chǎng)公開(kāi)が始まったスタジオジブリのアニメーション映畫(huà)「千と千尋の神隠し」が好調(diào)な滑り出しを見(jiàn)せる中、中國(guó)の映畫(huà)評(píng)価サイトで同作を上回る評(píng)価を獲得しているアニメ映畫(huà)がある。

「千と千尋の神隠し」は公開(kāi)初日から5日間連続で興行ランキング1位を獲得。同日に公開(kāi)された米ピクサーアニメの「トイストーリー4」に興行収入でほぼ2倍の差をつけ「圧勝」している。映畫(huà)評(píng)価サイト?豆瓣（douban）電影でも110萬(wàn)人以上が評(píng)価をつけ、10點(diǎn)満點(diǎn)中9．3點(diǎn)と高い點(diǎn)數(shù)を獲得。しかし、アニメーション映畫(huà)部門(mén)のランキングでは26日時(shí)點(diǎn)で3位。同作を抑えて1位になっているのは、「ドラえもん」の短編映畫(huà)「おばあちゃんの思い出」だ。

「おばあちゃんの思い出」は2000年3月に、「ドラえもん のび太の太陽(yáng)王伝説」と同時(shí)上映された作品。のび太が幼いころ大事にしていたクマのぬいぐるみが捨てられそうになっているのを発見(jiàn)、おばあちゃんとの記憶を思い出し、タイムマシンで會(huì)いに行くというストーリー。ラストで小學(xué)5年生になったのび太だと打ち明けた際、「疑わないの？」と聞くのび太に対し、おばあちゃんは「のびちゃんの言うこと、誰(shuí)が疑うもんですか」と笑顔で答える。

この作品は豆瓣電影で9．4點(diǎn)を獲得しており、実際に見(jiàn)たユーザーからは「おばあちゃんが戀しくなった」「子どものころに漫畫(huà)版を見(jiàn)てずっと印象に殘っていた。ドラえもんの中で間違いなく一番素晴らしい作品の一つ」「小學(xué)3年生の時(shí)に漫畫(huà)を読んだ。みんなに背を向けて大泣きした」「のび太は本當(dāng)に心優(yōu)しい子。これを見(jiàn)て、なくなった親戚たちを思い出した」といったコメントが寄せられている。

なお、2位は同じく9．4點(diǎn)を獲得している米國(guó)のアニメ映畫(huà)“Daria：Is it College Yet？”（2002年）となっている。（翻訳?編集/北田）