Record China 2013年5月20日(月) 21時24分
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20日、人民日報海外版コラム?望海樓は、清華大學現(xiàn)代國際関係研究院の劉江永副院長が日本の歴史問題について書いた文章を掲載した。寫真は日本の國會議事堂。
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2013年5月20日、人民日報海外版コラム?望海樓は、清華大學現(xiàn)代國際関係研究院の劉江永(リウ?ジアンヨン)副院長が日本の歴史問題について書いた文章を掲載した。以下はその內(nèi)容。
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歴史観と戦爭観は人類の基本的価値観の一つだ。だが日本の右翼政治屋は歴史観と戦爭観において、「価値観を共有する」同盟國?米國の譲れぬ一線に挑戦している。
日本の安倍晉三首相は「侵略定義未定論」を発表して國際社會から強い非難を受けて以降、いくぶんおとなしくなった。最近、米議會の研究報告は安倍氏について「修正主義的歴史観」を持つ、誰もが認める「強硬なナショナリスト」であり、その歴史問題における言動は「地域関係を壊し、米國の利益を損なう可能性があるとの懸念を抱かせる」と指摘した。
これについて安倍氏は、報告は米國政府を代表するものではないと指摘。靖國神社についても米國のアーリントン國立墓地と同様、參拝しても問題はないと言いはなした。だが、これは完全に自他ともに欺くものだ。靖國神社とアーリントン國立墓地は性質(zhì)が全く異なるからである。
第1に、アーリントン國立墓地は當初、南北戦爭の戦沒者を埋葬して、內(nèi)戦による民族の亀裂を埋めるために設けられた。一方、靖國神社の前身である東京招魂社は明治內(nèi)戦および西南戦爭で戦沒した官軍の英霊を祀るものであり、賊軍の6000人余りの霊は慰霊の対象とされなかった。これは日本の神道が「人は亡くなれば皆仏になる」ものでは決してなく、厳格な政治的區(qū)分があることを示している。
第2に、アーリントン國立墓地は無名戦士および個人の墓が中心で、いわゆる「英霊」の合祀はない。一方、靖國神社は墓地ではなく戦爭中の日本皇軍の霊堂であり、「國家神道」を喧伝する、軍國主義戦爭の精神的支柱だ。日本の各界の対外侵略戦爭の戦死者が「霊璽簿」に入れられ、「英霊」として合祀される。1978年には第2次大戦のA級戦犯14人も祀られた。これは戦爭の被害國人民の感情を著しく傷つけるものだ。
第3に、アーリントン國立墓地は外交問題を引き起こしたことがなく、參観しても不気味な軍事宗教施設の印象は受けない。戦後靖國神社はいわゆる民間宗教施設に改められたが、依然正殿に軍刀を安置している。日本右翼勢力は靖國神社について戦前の國有地位の回復を一貫して企て、參拝する日本の政治屋はしばしば侵略の歴史の確定評価を覆そうとしている。これが國際社會の強烈な反対を招かぬわけがない。
同様の例は他にもある。日本維新の會の橋下徹共同代表は13日「慰安婦制度は當時軍の規(guī)律を維持するために必要だった」と公言し、沖縄に駐留する米軍に対して、性犯罪防止のために沖縄の性風俗産業(yè)を利用するよう提案までした。これについて米國務省報道官は「橋下市長の発言は無節(jié)操で、怒りを覚える。米國はすでに、日本が當時女性を強制的に性的奴隷としたことは人々を激怒させる行為であり、極めて大規(guī)模で深刻な人権侵害であることは明らかだと表明している」と激しく非難した。
人々は疑問を禁じ得ない。かつて米國と価値観を共有すると喧伝した日本の政治屋は、なぜ歴史問題では人権という基本的価値観をこれほど無視するのか?安倍氏は首相に返り咲いて以來、歴史観と戦爭観の問題においてなぜ國際社會の価値観と立て続けに衝突するのか?
その原因は大きく3つある。
第1に、現(xiàn)在の力比べの本質(zhì)は、戦後の日本の國內(nèi)秩序と國際秩序を守るか覆すかの闘爭である。
第2に、日本右翼と米國との間には、歴史観と戦爭観において調(diào)和不能な矛盾が元々ある。日本政府が米國との共通の価値観を強調(diào)する本質(zhì)は、反共イデオロギーを通じてこの矛盾を覆い隠すことにある。
第3に、日本政治の右傾化はすでに新たな段階に達した。すでに右翼保守勢力は衆(zhòng)議院の多數(shù)議席を支配しており、今年7月の參院選でも國內(nèi)の民族主義感情を利用して再度勢いを得るだろう。選挙に勝つため、右翼はもう米國の顔色を余りうかがわなくなったようだ。
日本は「価値観外交」に長け、複數(shù)の國々との「価値観の一致」を強調(diào)している。だが根深い利益の相違點において、避けようのない原則的是非において、こうした「一致」は生彩を欠く噓である。(提供/人民網(wǎng)日本語版?翻訳/NA?編集/內(nèi)山)
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