高原地帯の疾病を共同研究―日中科學(xué)者

Record China    2013年5月22日(水) 5時2分

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20日、日中科學(xué)者による合同科學(xué)チームは5年間にわたる研究の結(jié)果、チベット高原で高齢者の動脈硬化、心血管疾患、慢性高山病をもたらす危険因子を発見した。寫真はチベット高原にある中國最大の湖「青海湖」。

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2013年5月20日、青海大學(xué)付屬醫(yī)院、京都大學(xué)東南アジア研究所、日本総合地理研究所の學(xué)者による合同科學(xué)チームは5年間にわたる研究の結(jié)果、青蔵(チベット)高原で高齢者の動脈硬化、心血管疾患、慢性高山病をもたらす危険因子を発見した。同成果は15日、青海省科學(xué)技術(shù)成果弁公室の組織した専門家チームの審査に合格した。専門家らは、「この発見により、介入治療の早期実施が可能となり、醫(yī)療費負擔(dān)が大幅に削減される。高原地帯における高齢者の生活の改善および壽命の延長にとって重要な意義を持つ」との見方を示した。新華網(wǎng)が伝えた。

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同チームの中國側(cè)擔(dān)當(dāng)者の高継東氏は、「今回新たな発見が得られたのは『高原地帯における高齢者の動脈硬化および危険因子の研究』プロジェクト。高原地帯に住む高齢者の間で、かつて発病率が低かった動脈硬化と心?脳血管疾患が近年、増加傾向を呈している。同プロジェクトの目的は、低圧?低酸素の環(huán)境下で生活するこれらの高齢者の発病原因が環(huán)境や遺伝と関連があるのかどうか、また、平原地帯の既存の治療法をそのまま適用することが科學(xué)的?効果的であるかといった問題を解決し、高原地帯の中年?高齢者の健康を改善することだ」と説明した。

高氏は、「研究チームは日本の既存の研究成果を分析?比較することで、高原地帯で動脈硬化の発病率が高いのは、伝統(tǒng)的な飲食習(xí)慣と密接に関連しているという結(jié)論を出した。高原地帯の人々は高カロリーの食べ物を好み、アルコールを大量に摂取するが、運動量が少ない。人々の生活水準の向上に伴い、洋食のファーストフードやデザートが取り入れられ、これらの悪い習(xí)慣による影響が強まったた。有機體の刺激に対する反応が血管の透過性を高め、血液中の脂質(zhì)が血管壁內(nèi)に透過し、動脈の粥狀硬化が生じる」と語った。

同研究はまた、ホモシステインの増加も心血管疾患および慢性高山病の危険要素であるとした。これらの危険要素のさらなる分析により、高原地帯の高齢者の動脈硬化、心脳血管疾患の防止に対して基礎(chǔ)的な根拠を提供できる。(提供/人民網(wǎng)日本語版?翻訳/YF?編集/RR)

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