中國(guó)のメディア関係者でブロガーとしても活動(dòng)する「陳生大王」氏が16日、中國(guó)版ツイッター?微博（ウェイボー）アカウントで「差別」に関する持論を投稿、ネットユーザーから反響が寄せられている。

同氏は、「よく思うのだが、差別はグループの內(nèi)部でより多く発生する」と述べた。その例として、「私は東京で暮らしていて、関西には行ったことがないのだが、（関西に行くことが）話題に上るたびに、何人もの（中國(guó)人の）友人が鼻で笑いながら『京都はまだいいが、大阪には絶対に行かない方が良い。あそこは中國(guó)人が多くて亂れているから』と言う」とつづった。

さらに、知識(shí)人や富裕層が海外に移住する際も同様だといい、「米國(guó)でも、カナダでも、豪州でも、住宅を購(gòu)入する際の第一條件は中國(guó)系コミュニティーから離れていること。そして、そこに住んで1～2年後、現(xiàn)地になじんだような口ぶりで『ここも中國(guó)人が増えてきて、マナーが悪くなってきた。本當(dāng)にうっとうしい』と嘆息する」と続けた。

この投稿に、中國(guó)のネットユーザーは「確かにその通り」「ものすごく現(xiàn)実的な話だ」「これ以上ないほど同意する」「こういう人、周りに少なくない」など、同氏が指摘したような人物が存在するという點(diǎn)には、ほとんどの人が同意した。

その上で、中國(guó)人が中國(guó)人を敬遠(yuǎn)することの是非について、「これは差別でなく、真実」「中國(guó)人が海外で殺し合う事件も多いから」「東京に來(lái)て3～4年になるけど、だまされたのは全部祖國(guó)の人間にだ。差別などではなく、本當(dāng)に祖國(guó)の人間が怖い」などとする聲がある一方、「そういう（中國(guó)人を差別する）言葉を聞くたびに笑える。自己評(píng)価が高過(guò)ぎだって」「中國(guó)人は海外で差別を受けやすいと言われるが、実は中國(guó)人が中國(guó)人を見下してるんだ。そんなことで他人から尊重されるわけがない」など、否定的に見るユーザーもいた。

このほか、「なぜ出て行った人間は、中國(guó)人や中國(guó)系に反感を抱くのだろうか」というコメントには、「（中國(guó)人が）嫌いだから出て行ったんでしょう。出て行った先で近づきたいと思うわけないさ」「（中國(guó)人というより）マナーの悪い人間に反感を抱くんだよ」といった返信が寄せられ、共感を呼んでいる。

近年、日本など海外の國(guó)で中國(guó)人同士のトラブルによる事件がたびたび起こっていることから、中國(guó)のネット上では「海外で最も気を付けるべきは同胞」という聲も上がっている。（翻訳?編集/北田）