2019年6月30日、中國(guó)日?qǐng)?bào)網(wǎng)は、大阪で開かれた20カ國(guó)?地域首脳會(huì)議（G20サミット）の費(fèi)用がわずか4128萬(wàn)円といううわさは間違いであると指摘する記事を掲載した。

記事は、先日閉幕したG20大阪サミットでは、準(zhǔn)備された會(huì)議室の一部がとても小さくて狹く、簡(jiǎn)素な設(shè)備だったため、國(guó)內(nèi)外のネットユーザーの笑いの種になったと紹介。そのためか「日本は超節(jié)約してG20を開催し、わずか4128萬(wàn)円しか使っていない」とのうわさがネット上に出現(xiàn)したと伝えた。

しかし記事は、「國(guó)際的な會(huì)議の費(fèi)用がわずか4128萬(wàn)円ならば、それはあまりに節(jié)約しすぎ。この數(shù)字は常識(shí)とかけ離れている」と指摘。実際の費(fèi)用について概算した。

まず、大阪府政策企畫部サミット協(xié)力室と大阪市経済戦略局サミット協(xié)力室が今年1月28日に発表した「2019年G20大阪サミット開催に向けた準(zhǔn)備狀況」を基に、大阪府市の予算計(jì)上見込額は51億3800萬(wàn)円であると紹介。このほか、國(guó)家予算のうち中央省庁が列挙した関連予算は、外務(wù)省が339億8000萬(wàn)円、警察庁が124億2000萬(wàn)円、消防庁が9億5000萬(wàn)円、厚生労働省が11億円となっていると解説した。

記事はこれらを踏まえ、「概算するとG20関連の予算は合計(jì)535億8800萬(wàn)円になる。當(dāng)然のことながらこれは最終的な數(shù)字ではないが、この數(shù)字が実際の予算規(guī)模を示しているといえる」と論じた。

では、ネット上で噂になった「4128萬(wàn)円」という數(shù)字はどこから來(lái)たのだろうか。記事は、大阪府の予算編成過(guò)程公表サイトの「2019年G20サミット推進(jìn)事業(yè)費(fèi)」のページに「協(xié)議會(huì)事務(wù)経費(fèi)」として4128萬(wàn)2000円という數(shù)字が記されていると説明。この協(xié)議會(huì)の正式名稱は「2019年G20大阪サミット関西推進(jìn)協(xié)力協(xié)議會(huì)」で、大阪府、大阪市、関西広域連合と経済界によって設(shè)立された協(xié)議會(huì)。4128萬(wàn)円はこの組織の出張費(fèi)やオフィス用品、電話代などの通常の経費(fèi)だと指摘した。

最後に記事は、「予算の総額を詳細(xì)に統(tǒng)計(jì)することは容易なことではない。地方政府と中央の各省庁が関係しているからだ。それに18年度予算に組み込まれているものもあれば19年度予算に組み込まれたものもある。このような數(shù)字の海の中から、いかにして4128萬(wàn)円という數(shù)字だけが出てきたのかという問(wèn)題は興味深いものである」と結(jié)んだ。（翻訳?編集/山中）