2013年5月21日、今年中國(guó)で大學(xué)を卒業(yè)する人は699萬人に上り、新中國(guó)設(shè)立以來の最多を記録した。工人日?qǐng)?bào)が伝えた。

【その他の寫真】

○一歩ずつ妥協(xié)しても、依然効果なし

章（ジャン）さんもそのうちの1人で、章さんが生活する寮では、夜が明ける前から、頻繁に寢返りを打つ音が聴こえる。5月に入り、章さんとルームメイトの計(jì)6人のうち、就職が決まったのは2人だけだ。まだ內(nèi)定をもらっていない學(xué)生は、あれこれ考えて眠りも淺くなる?！竷?nèi)定率33％」これは、章さんらルームメイトの數(shù)字だが、今年の就職狀況を如実に反映している。北京?上海?広州の大學(xué)卒業(yè)生の內(nèi)定率と章さんらのデータは、ほぼ一致している。

大學(xué)が集中している3大都市の大卒生に関する統(tǒng)計(jì)データによると、2013年に北京地域の大學(xué)を卒業(yè)する學(xué)生は22萬9000人だが、4月中旬の時(shí)點(diǎn)で、就職內(nèi)定率は3割にも満たない。上海市內(nèi)の大學(xué)卒業(yè)生の內(nèi)定率は、5月10日の時(shí)點(diǎn)で44．4％と、前年同期比2ポイント低下した。4月15日時(shí)點(diǎn)での広東省の大學(xué)卒業(yè)生の內(nèi)定率は、前年同期比を下回る47．61％だった。

そのため、「史上最悪の就職氷河期」という報(bào)道が一時(shí)期、世間を覆い盡くした?！妇吐毾取工蛞姢膜堡毪长趣щyなだけではない?！噶激な耸隆工司亭长趣悉丹椁穗yしい?！≌陇丹螭?、「クラスメートの中で、『良い仕事』と言える職を摑んだ人はただ1人、その友人はコネを頼って北京の高校教員になることが決まっている」と話した。

章さんは、中央民族大學(xué)大學(xué)院修士課程に在籍している。彼女の考える「最も良い仕事」とは、北京戸籍を取得できる職場(chǎng)だ。しかし、そのような理想的な仕事はほぼ皆無で、たとえあったとしても、壯絶な就職爭(zhēng)いが待ち受けている。ここは一歩退き、章さんは次を考えた。たとえ戸籍問題が解決できなくても、一般企業(yè)に入りたいと思った。しかし、物事は希望通りには進(jìn)まない?！袱ⅳ肫髽I(yè)は、インターンシップ生になることを求められたが、最終的に內(nèi)定が得られるとは限らない。また、他の企業(yè)とは、すぐに內(nèi)定契約書を取り交わす話になったが、そうなると、他のチャンスを全て放棄しなければならない」と章さん。

○就職戦線で最も被害が深刻なのは「文系女性」

多くの大卒生と同様、章さんも最初は公務(wù)員になることを考えた。2012年末に行われた國(guó)家公務(wù)員採用試験と今年の北京市地方公務(wù)員採用試験に挑んだが、競(jìng)爭(zhēng)率が極めて高かったため、どちらにも敗北した。しかし、彼女はそれについて、いつまでもクヨクヨ悩んではいない?！赋鲱?yuàn)して、実際に受験できた。チャンスはかなり公平だった」。

章さんが送った履歴書に対し、企業(yè)側(cè)から反応があることはほとんどない。彼女は決してむやみやたらに履歴書を送ることはせず、送る前に先方の條件とこちらの希望が一致するかどうか、入念に検討している。履歴書を送るたびに、「今度こそ本當(dāng)のチャンスかもしれない」と期待を抱くが、ほぼ毎回徒労に終わっている。

章さんやクラスメートが、以前に履歴書を送ったが反応がなく、求人募集がすでに終わったと思っていた企業(yè)の求人情報(bào)が再び掲示されているのを見ることは、1度や2度のことではない。以前の求人情報(bào)と違う點(diǎn)は、「男子學(xué)生に限る」という條件が加わったことだ?！改凶訉W(xué)生に限る」という関門に遮られる局面に遭遇し、章さんのルームメイトの一人は、履歴書による書面審査で合格しなかった理由について企業(yè)側(cè)に問い合わせたところ、「弊社には男子學(xué)生が必要」という相手側(cè)の答えを聞き、感極まって大聲で泣き崩れたという。

「活発な性格で、仲間との協(xié)調(diào)力が高く、実務(wù)経験が豊富」。これは、章さんが履歴書に書いた自己PRだ。彼女がインターンシップ生として実習(xí)した企業(yè)數(shù)社は、彼女の才能を高く評(píng)価したが、殘念ながら、これらの企業(yè)は、今年の新卒採用計(jì)畫がない、あるいは、「専門分野」「性別」が條件と會(huì)わず、章さんの就職とは結(jié)びつかなかった。

○遠(yuǎn)のく「北京の夢(mèng)」に心揺らぐ章さん

最後のチャンスを待つうちに、ストレスから病気に

章さんは今後、北京の某國(guó)家機(jī)関の職員採用試験を受験するつもりだ。これは、彼女の手中にある「最後のカード」で、このカードが夢(mèng)と消えた場(chǎng)合、彼女に殘される選択肢はいくつかある?！附癀ぅ螗咯`ンシップで実習(xí)しているプロジェクトチームに殘り、狀況を見ながらキャリアを積んで、5年後再び勝負(fù)に出る」「陝西の故郷に戻り、コネを頼って安定した地方企業(yè)に職を求める」「大學(xué)院博士課程を受験し、博士を卒業(yè)した時(shí)點(diǎn)で、再び新卒生として就活する」「北京で生活していくために、とりあえずどこか就職口を探す」などだが、これらはいずれも、彼女が心から望む道ではない。

章さんは、「攜帯電話は肌身離さずそばに置いている。見知らぬ番號(hào)から電話がかかってくると、思わず緊張し、心臓がドキドキする」と話す?，F(xiàn)時(shí)點(diǎn)で就職先が決まっていないクラスメートは軒並み、かなりの緊張狀態(tài)にあるという。先月初め、章さんは押し寄せるストレスに耐えかねて、寢込んでしまった。醫(yī)師は彼女に、「緊張を解いて少しリラックスするように」と警告した。しかし、26歳になる章さんにとって、この夏は、これまでの人生で最もリラックスすることができない時(shí)期なのだ。

章さんは、「新聞報(bào)道では、1980年代生まれの無気力に対する批判が相次いでいる。でも、映畫『致青春』が大ヒットしたことから見ても、生き生きとした青春時(shí)代を過ごしたくない、なんて思っている若者などいない」と指摘した。そして、「大學(xué)を巣立っても、新しく落ち著く場(chǎng)所が見つからない時(shí)、飛び続ける力をどうやって得ればいいのか」と続けた。（提供/人民網(wǎng)日本語版?翻訳/KM?編集/內(nèi)山）