2013年5月23日、中國で制作中だったドラマの撮影現(xiàn)場で爆発事故が発生し、出演していた臺灣人のタレントらが生命にもかかわるやけどを負(fù)った事件について、中國のテレビ局がこのほど事故當(dāng)時の場面を含む動畫をインターネットで配信し、問題視されている。臺灣?東森新聞網(wǎng)が伝えた。

【その他の寫真】

2010年10月22日、上海市內(nèi)の某スタジオで撮影中だったドラマ「我和春天有個會」。この日、現(xiàn)場で火薬の爆発事故が発生し、居合わせた出演者が大やけどを負(fù)った。うち1人は臺灣の人気ガールズユニットS．H．Eのメンバー、Selina。彼女は全身の54％に重度のやけどを負(fù)い、一時は蕓能活動への復(fù)帰も危ぶまれた。その後、約2年の治療とリハビリを経て、昨年後半になってやっと活動再開に漕ぎ著けた。

この事故によってドラマは撮影を中斷していたが、後にタイトルを「愛在春天」と変更して制作を再開。今月23日、中國の大手局?湖南衛(wèi)星テレビは、同作のプロモーション動畫をウェブサイトで配信した。この中には、Selinaが爆発事故に遭遇した瞬間の映像が含まれていた。彼女が火炎に呑まれる姿だけでなく、非常事態(tài)をうかがわせる大きな叫び聲までがおさめられ、扇情的なナレーションが付されていた。

事態(tài)を受け、S．H．Eが所屬する華研唱片公司（HIM）は即座に対応に乗り出した。湖南衛(wèi)星テレビに向け、「関連動畫のウェブサイトからの削除」「謝罪文の公開」を求める聲明文を発表。一般社會に対しては、関連動畫の悪用や転載を発見した場合、法的手段も辭さないとの構(gòu)えを見せている。

問題の映像を見た臺灣のネットユーザーの間からは、「人の傷口に塩をすり込むような行為」「罪悪感がない」「倫理観の欠如」「関係者は地獄に落ちればいい」など、テレビ局に対する激怒の聲が多く聞かれている。（翻訳?編集/Mathilda）