2019年6月29日、楚天都市報(bào)によると、湖北省武漢市の地下鉄車両內(nèi)で年配の男性が孫とみられる男児に小便をさせ、「仕方がないだろう」などと開(kāi)き直るトラブルがあった。

現(xiàn)場(chǎng)に居合わせた女性によると、現(xiàn)地時(shí)間6月26日午後6時(shí)すぎ、武漢地下鉄2號(hào)線に乗車していた際、周囲から「床に置いてある荷物を持ち上げて」との聲が聞こえたという。あたりを見(jiàn)回したところ、ドア付近に立っていた白髪交じりの男性が孫とみられる幼い男児に小便をさせていた。

殘念ながら女性の荷物は、すでに男児の小便まみれに。怒り心頭に発した女性はスマートフォンのカメラで録畫を始めつつ「何してるのよ、どうして地下鉄でおしっこさせるのよ！」と大聲で抗議した。すると男性は淡々と男児のズボンを上げると「こんなに小さいのだからガマンできるわけがない。どうしろと言うんだ」と開(kāi)き直ったという。

男性と男児は程なく電車を降りていったが、男児が放った尿は床に殘されたまま。電車が揺れるたびにあちらへ、こちらへと広がっていったという。地下鉄運(yùn)営會(huì)社の擔(dān)當(dāng)者は「ごく一部を除くすべての駅にトイレが設(shè)置してある。保護(hù)者は緊急事態(tài)になる前に子どものトイレを済ませてほしい」とコメントしている。

このトラブルに対して中國(guó)のネットユーザーは、「きれいに拭いてから降りろよ」「子どもがガマンできなかったというのはまあ分かるとしても、保護(hù)者はやってしまったものをちゃんと片付けろ」「わが子が間に合わなかったら、私は周囲の人に謝ったうえでできる限り拭き取る。みんなその気持ちは分かってくれると思うが」「保護(hù)者は子どもにとって一番最初の先生。その育て方で子どもの素養(yǎng)が決まってしまう」など、年配男性の態(tài)度や行動(dòng)が大きな問(wèn)題だと指摘した。

また、「空き瓶を持參すればいいのに」「袋を用意するとかできなかったのかな」など、ガマンできなくなった時(shí)のための準(zhǔn)備をしておくべきとの意見(jiàn)も見(jiàn)られた。

日本であれば「子どもに小便をさせること自體が問(wèn)題」という聲が大勢(shì)を占めそうだが、中國(guó)のネットユーザーの姿勢(shì)はあくまでも「片付けもせずに立ち去ったことが一番悪い」という認(rèn)識(shí)のようである。（翻訳?編集/川尻）