Record China 2019年7月2日(火) 16時(shí)50分
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4年に1度開催される「チャイコフスキー國際コンクール」ピアノ部門で、中國人ピアニストが伴奏を擔(dān)當(dāng)するオーケストラに演奏する曲順を間違えられるハプニングがあった。
4年に1度開催される「チャイコフスキー國際コンクール」ピアノ部門で、中國人ピアニストが伴奏を擔(dān)當(dāng)するオーケストラに演奏する曲順を間違えられるハプニングがあった。中國メディアの観察者網(wǎng)が1日、動(dòng)畫付きで報(bào)じた。
「世界三大コンクール」の1つと稱される同コンクールは今年で第16回を迎え、6月17~27日にロシアのモスクワとサンクトペテルブルクで開催された。26日にピアノ部門の決勝に出場した20歳の中國人ピアニスト?安天旭(ティアンス?アン)は、審査では1曲目にチャイコフスキー作曲の「ピアノ協(xié)奏曲第1番」を、2曲目にラフマニノフ作曲の「パガニーニの主題による狂詩曲」を弾くと主催者側(cè)に連絡(luò)していた。
しかし、本番で伴奏のオーケストラが1曲目に演奏し始めたのは、安が2曲目に予定していた「パガニーニの主題による狂詩曲」だった。予想外の出來事に驚いた安はとっさに顔を上げ怪訝な様子でオーケストラや指揮者を見つめ、冒頭の數(shù)小節(jié)を弾き損ねた。しかし、何とか気持ちを整えると、すぐに「パガニーニの主題による狂詩曲」の演奏に集中した。記事によると、それ以降の安の演奏は素晴らしく、演奏終了後、會(huì)場は拍手に包まれた。
主催者側(cè)が出した聲明によると、今回のミスはスタッフの手違いから起きたもので、そのスタッフはすでに解雇されたという。安は翌日改めて演奏するよう促されたが、その申し出を斷った。安は7人の決勝參加者の中で最下位となったが、「自信と勇気」特別賞が與えられたという。なお、2位には日本人の藤田真央が入った。
中國版ツイッター?微博(ウェイボー)の検索キーワードランキングでは関連のワードが一時(shí)、第2位にランクインするなど大きな注目を集めた。
中國のネットユーザーからは、「4年に1回の大會(huì)だよ???彼にとってすごく大事な機(jī)會(huì)だったはず。コンクールの主催者側(cè)は責(zé)任感が無さすぎる」「きっと最高のパフォーマンスはもうできないと思って、弾き直しを斷ったんだろう」「本當(dāng)に悔しい思いをしただろうな。彼の積み重ねてきた努力を思うと辛くなる」「権威ある大會(huì)がこんな間違いを犯すなんて、信じられない」などと殘念がる聲が多數(shù)寄せられた。さらには、「もしかして、中國人を排斥したくてわざと仕組んだのでは?」という憶測まで飛んだ。
また、「一瞬のうちに気持ちを切り替えて、落ち著いて弾き始めたなんて。本當(dāng)にすごいよ」「彼は演奏技術(shù)だけじゃなく精神面まで一流だ」「よく最後までやりきった!中國の誇りだ」「まだ若いから大丈夫。これからたくさんチャンスがあるよ!」などといった稱賛や激勵(lì)のコメントも數(shù)多く見られた。
またこのほか、観察者網(wǎng)が「國際コンクールで中國人ピアニストがひどい目に遭う、だが彼の表情が話題に」と報(bào)じているように、間違った曲が流れた瞬間の安の表情にも注目が集まっており、「怪訝そうな顔がかわいくてついつい笑ってしまった」「勝てなかった代わりに有名人になっちゃったね」などおもしろがるユーザーもいた。(翻訳?編集/巖谷)
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