2013年5月24日、韓國紙朝鮮日?qǐng)?bào)の報(bào)道によると、「商売人10人のうち1人は溫州人がいる」といわれるほど商売上手で知られる浙江省の溫州人だが、溫州市の経済は潤っていないという。その理由を探った。25日付で環(huán)球時(shí)報(bào)が伝えた。

【その他の寫真】

1980年代より溫州人は皮革、アパレル、靴、鞄などの製造加工業(yè)務(wù)を行い、多くの中小規(guī)模加工工場が登場し、その大部分は家內(nèi)制手工業(yè)だった。溫州人は勤勉に働き、過去10數(shù)年で巨額の財(cái)を成し、ある時(shí)期はこの「溫州モデル」が他の地方の憧れにすらなっていた。

ところが、現(xiàn)在の溫州市は、長年補(bǔ)修されない道路や亂雑な街並みで、まるで発展の遅れた中西部の都市のようだ。多くの個(gè)人経営者は利益を上げると、技術(shù)の研究開発や新しい領(lǐng)域に資金を投入するのではなく、北京や上海などの大都市へ行き、手當(dāng)たり次第に不動(dòng)産投資に手を出した。つまり、溫州人はお金を他の都市に投資し、故郷の産業(yè)基地は相変わらず家內(nèi)制手工業(yè)の単純なモデルのまま、次第に競爭力を失っていったのである。

この「溫州モデル」の弊害は、ついに08年の世界金融危機(jī)の際に一気に露呈した。多くの企業(yè)が業(yè)務(wù)停滯、資金不足に陥り、破産していった。そして、高金利で借金をして不動(dòng)産投資をしていた溫州人は、夜逃げもしくは自殺の選択を迫られたのである。企業(yè)とは利益を上げながら発展成長し、社會(huì)全體も共に発展させていくような作用を持つべきだ。そして溫州商人には、この企業(yè)家精神というものが欠如していたのが根本的な原因だろう。（翻訳?編集/中原）