2013年5月27日、中國(guó)共産黨機(jī)関紙?人民日?qǐng)?bào)傘下の環(huán)球時(shí)報(bào)は、日本とアジア諸國(guó)の歴史をめぐる爭(zhēng)いに関する社説を掲載し、日本を痛烈に批判した。以下はその內(nèi)容。

【その他の寫(xiě)真】

ドイツ訪問(wèn)中の中國(guó)の李克強(qiáng)（リー?カーチアン）総理はポツダム會(huì)談會(huì)場(chǎng)跡地で談話を発表し、ポツダム宣言第8條の內(nèi)容について、日本は中國(guó)から盜み取った東北部や臺(tái)灣等の島嶼を返還しなければならないということだと強(qiáng)調(diào)した。また「これは數(shù)千萬(wàn)人の命と引き換えに得た勝利の成果であり、第2次大戦後の平和秩序を構(gòu)成する重要な一部であり、その破壊と否認(rèn)は許されない」と指摘した。

第2次大戦の結(jié)果に対する日本の反発、および歴史を否定しようとする日本の右翼と政府のきりがない挑発を誰(shuí)しもが自ずと連想する指摘だ。中韓などアジア諸國(guó)の人々は特に「同じ第2次大戦のファシズム敗戦國(guó)でありながら、ドイツの反省は相當(dāng)真剣なのに、日本は歴史の評(píng)価を覆そうと絶えず思案している。このような大きな落差は、アジア人の不幸だ」と感じている。

だが中國(guó)には確信がある。日本はどんなに騒ごうとも、必ずや歴史をめぐるこの「持久戦」の敗者となる。日本人が長(zhǎng)く騒げば騒ぐほど、人々の視線は當(dāng)時(shí)の日本軍國(guó)主義の細(xì)部に向けられ、世界の人々は日本のアジア侵略の殘虐さをより多く目にすることとなる。それ以外の結(jié)果はあり得ない。

第2次大戦の評(píng)価を覆そうとするのは、日本にとって最も愚かな事だ。南京大虐殺の史実の否定、韓國(guó)や中國(guó)の慰安婦に対する蹂躙の美化が、國(guó)際世論の同情と支持を得ることはあり得ない。日本の高官による絶え間ない靖國(guó)神社參拝という滑稽な行動(dòng)は、日本の政界がおかしな力とムードに占拠されていることを世界に示すだけだ。

釣魚(yú)島（日本名?尖閣諸島）問(wèn)題は表面だけ見(jiàn)ると無(wú)人島の帰屬をめぐる日中間の爭(zhēng)いだが、これも第2次大戦の結(jié)果に対する日本の姿勢(shì)を反映している。中國(guó)がその原因を世界に明確に語(yǔ)りさえすれば、國(guó)際世論はこの件の性質(zhì)への認(rèn)識(shí)を改める。

これまで日本が繰り返し挑発する歴史をめぐる爭(zhēng)いに対して、中國(guó)は控え目に対処し、日中友好の大局をできるかぎり守ってきた。だが今や中國(guó)は物事を全てさらけ出し、暴き出し、日本と正面切って力比べをして歴史の是非をはっきりさせることで、北東アジアに正義を広める決意をした。中韓などアジア諸國(guó)と日本との「歴史をめぐる爭(zhēng)い」の狀況には必ずや根本的な転換が生じる。

日本は明治維新後、一貫してアジア最大の侵略戦爭(zhēng)の源であった?，F(xiàn)在中國(guó)が日本との間に抱える爭(zhēng)いは1つ殘らず日本による侵略の歴史と関係する。これらは全て日本による侵略が徹底的に清算されていない事の後遺癥だ。中國(guó)は斷固として問(wèn)題の根源に遡り、日本の過(guò)激な民族主義の原形を暴き出すべきである。

第2次大戦の結(jié)果を守るうえで、感情と利益が通じ合っているのは中韓だけではない。ロシアも中國(guó)の同盟者となりうる。たとえしばしば日本に肩入れしている米國(guó)でも、公然と日本とぐるになるのは困難だ。中國(guó)にとってこれは、対外闘爭(zhēng)において最も容易に道徳的に圧倒的優(yōu)位に立つことのできる分野だろう。

歴史をめぐる爭(zhēng)いにおいて日本を心から承服させることは不可能だ。日本の頑迷さと非を認(rèn)めない程度は、中國(guó)のかつての予測(cè)を遙かに上回っている。だが中國(guó)が斷固たる対処をすればするほど、過(guò)激主義の日本での臺(tái)頭を抑え込むことができるし、世界が日中紛爭(zhēng)の深層的原因を真剣に見(jiàn)極め、日本の「センチメンタリズム」に騙されないようにすることも可能になる。

歴史をめぐる爭(zhēng)いはすでに日中の戦略的摩擦の1つの方法となっており、全體的に見(jiàn)て中國(guó)にとって有利だ。日本は自らの愚かさによって全く先行きのない対立を選択した。日本は良からぬ精神構(gòu)造、および世界公認(rèn)の正しい道理と自然の摂理への敵対を露呈した。日本のこの行動(dòng)によって中國(guó)にもたらす面倒と傷は小さい。日中がこのようにもう10數(shù)年?duì)帳à?、中?guó)はさらに成熟し、強(qiáng)大化し、日本は坂道をどんどん滑り落ちていく。

李克強(qiáng)総理のポツダムでの談話は國(guó)際世論の記憶に長(zhǎng)くとどまり、東アジアの歴史と現(xiàn)実に対する世界の認(rèn)識(shí)にも計(jì)り知れない影響を及ぼすに違いない。（提供/人民網(wǎng)日本語(yǔ)版?翻訳/NA?編集/內(nèi)山）