2013年5月27日、中國(guó)人民銀行（中央銀行）の陳雨露（チェン?ユールー）金融政策委員（中國(guó)人民大學(xué)學(xué)長(zhǎng)）はこのほど、中國(guó)人民大學(xué)重陽(yáng)金融研究院で「中心的國(guó)家へ、中國(guó)の『大金融』戦略と発展の道」と題する研究報(bào)告書(shū)を発表した。陳氏は報(bào)告書(shū)の中で「人民元は30年以?xún)?nèi)に米ドルに取って代わり、最も重要な國(guó)際準(zhǔn)備通貨となるだろう」と指摘した。京華時(shí)報(bào)が伝えた。

【その他の寫(xiě)真】

陳氏の主張する內(nèi)容は次の通り。

英ポンドと米ドルは世界の主要準(zhǔn)備通貨になるまでに、それぞれ55年、50年を要した。人民元の國(guó)際化も長(zhǎng)期的なプロセスであり、最終的には2040年に最も重要な國(guó)際準(zhǔn)備通貨となるだろう。

人民元が最も重要な國(guó)際準(zhǔn)備通貨になるには3つの10年が必要だ。すなわち、初めの10年間は近隣諸國(guó)及び地域における人民元の使用、次の10年間はアジア全體での使用を拡大し、最後の10年で國(guó)際化を?qū)g現(xiàn)、世界的な重要通貨となる。

世界各國(guó)の経験や國(guó)內(nèi)の狀況、金利市場(chǎng)化改革の日程を総合的に考慮すると、中國(guó)の資本勘定の自由化は2015年から2020年にかけて完了する。つまり、金利市場(chǎng)化は2017年ごろまでに完了するだろう。

もし、正規(guī)のルートで実體経済の需要を全て満たすことができれば、シャドーバンキング（影の銀行）は出現(xiàn)しないだろう。より効果的に実體経済に資するためには、金融市場(chǎng)化改革を推進(jìn)し、資源配置をより正確かつ敏感に行う必要がある。この點(diǎn)から見(jiàn)れば、シャドーバンキングはより資金需要に即していると言える。ゆえに、シャドーバンキングを単純に取り締まるのではなく、監(jiān)督管理の範(fàn)囲に組み込むことで、多層的な金融體系が構(gòu)築できる。（提供/人民網(wǎng)日本語(yǔ)版?翻訳/SN?編集/內(nèi)山）