韓國(guó)の6月の輸出が大幅に落ち込んだ。輸出実績(jī)は昨年12月から7カ月連続で減少しているが、減少幅は2016年1月以來(lái)の最大となった。日本政府が元徴用工問(wèn)題などの事実上の対抗措置として半導(dǎo)體材料の対韓輸出を厳格化したため、先行きにも悲観論が広がっている。

中央日?qǐng)?bào)が伝えた産業(yè)通商資源省と関稅庁の発表によると、6月の暫定輸出額は441億7900萬(wàn)ドル（約4兆7700億円）で前年同月比13．5％減少した。國(guó)內(nèi)主力輸出品では半導(dǎo)體と石油化學(xué)?石油製品の減少が目立った。

半導(dǎo)體は前年同月比25．5％、石油化學(xué)と石油製品はそれぞれ24．5％、24．2％減った。関連製品の業(yè)況が振るわない上、製品単価が急落したためだ。6月25日基準(zhǔn)で半導(dǎo)體の単価は33．2％下落し、石油化學(xué)と石油製品の単価もそれぞれ17．3％、11．6％落ちた。

主力製品の輸出不振の原因は、長(zhǎng)期化する米中貿(mào)易紛爭(zhēng)で不確実性が高まっているからだ。6月の対中國(guó)輸出は前年同月比24．1％減少し、金融危機(jī)（09年5月）以降で最悪となった。対米國(guó)輸出も同2．5％減少した。6月末、大阪で開(kāi)催された20カ國(guó)?地域（G20）首脳會(huì)議に合わせて會(huì)談した米國(guó)のトランプ米大統(tǒng)領(lǐng)と中國(guó)の習(xí)近平國(guó)家主席は貿(mào)易協(xié)議の継続で合意したが、市場(chǎng)は「一時(shí)的な休戦」と解釈している。

世界の貿(mào)易環(huán)境が悪化している點(diǎn)も無(wú)関係でない。韓國(guó)だけでなく、中國(guó)（－2．7％）、米國(guó)（－2．5％）、ドイツ（－9．1％）、フランス（－1．6％）など主要國(guó)の輸出（4月基準(zhǔn)）も減少した。

輸出不振を重視した韓國(guó)政府は今年下半期の輸出企業(yè)に対する資金供給を拡大し、新南方?新北方など発掘していない新しい市場(chǎng)を開(kāi)拓するという戦略を打ち出した。成允模?産業(yè)通商資源相は「政府は輸出不振狀況に危機(jī)意識(shí)を抱いてあらゆる輸出力量を総動(dòng)員する」と強(qiáng)調(diào)?！钙髽I(yè)も積極的な市場(chǎng)開(kāi)拓で輸出に活力を與えてほしい」と呼び掛けた。

こうした中、韓國(guó)國(guó)內(nèi)の不安感を増幅しているのは日本の経済産業(yè)省が4日に発動(dòng)した半導(dǎo)體材料3品目の対韓輸出厳格化だ。半導(dǎo)體は韓國(guó)の輸出全體の約20％を占めるが、聯(lián)合ニュースによると、3品目の対日依存度（今年1～5月）は93．7％～43．9％にも上る。中央日?qǐng)?bào)は「不確実性はさらに高まっている」と憂色を深めた。

日本側(cè)の措置について、朝鮮日?qǐng)?bào)は「日本が供給を停止すれば、サムスン電子やSKハイニックスなど韓國(guó)企業(yè)は深刻な打撃を受ける」と指摘。梨花女子大學(xué)法學(xué)専門大學(xué)院のチェ?ウォンモク教授は「事態(tài)の深刻さを考えると、実効性もない対抗をするよりも、紛爭(zhēng)を解決する積極的な外交政策を展開(kāi)することが必要だ」と訴えた。（編集/日向）