2019年7月4日、米華字メディア?多維新聞は、中國人が米國産豚肉を買わない理由について論じる米ブルームバーグの記事を紹介した。

多維新聞によると、記事はアフリカ豚コレラの影響で中國の豚肉卸売価格が上昇したこと、5分の1近い豚が処分されたことを説明?！袱饯Δ扦ⅳ毪摔猡铯椁骸⒅袊悉胜济讎b豚肉を輸入しないのか」と疑問を投げ掛け、保護(hù)主義だけでなく飼料添加物のラクトパミンも米中の豚肉貿(mào)易を阻む原因と指摘した。

対米貿(mào)易戦爭で中國は米國産豚肉に62％の関稅をかけており、全米豚肉生産者協(xié)議會(huì)は「中國が関稅を取り消して米國産豚肉を処分した豚の代替とすることは、われわれの業(yè)界史における最大の販売チャンス」と説明したという。

これに対し、記事は「中國に米國の農(nóng)産品を買ってほしい人は1つの事実を考慮しなければならない。例え関稅が下がったとしても十分とは言えないだろう」と述べ、根本的な原因としてラクトパミンを挙げた。ラクトパミンは赤身を増やすためのもので、米國では60～80％の豚に使われているが、中國やロシア、EU（歐州連合）では禁じられているという。

記事によると、貿(mào)易戦爭が起こる前からラクトパミンの問題は米側(cè)にやっかいな事態(tài)をもたらしていて、11年に約50％だった中國の豚肉輸入に占める米國の割合は16年には13％足らずに縮小した。

記事は「健康と衛(wèi)生は農(nóng)産品分野でしばしば保護(hù)主義の口実にされるが、中國の米國産豚肉の規(guī)制には本當(dāng)に原因がある」として、中國の食品安全問題に言及。「米國の農(nóng)業(yè)従事者が中國の豚肉市場の一角を得たいなら、関稅引き下げを待つのではなくラクトパミン無しのサプライチェーンを確保することが最も良い方法だ」との考えを示した。（翻訳?編集/野谷）