中國が南シナ海の人工島からミサイル発射か、中國側(cè)は否定

Record China    2019年7月7日(日) 8時0分

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米國で、中國が南シナ海の「人工施設(shè)」でDF-21D(寫真)などのミサイルを多數(shù)発射したとの見方が出ている。中國メディアの環(huán)球時報は國防部やその他の専門家が否定したと報じた。

米國で、中國が南シナ海の「人工施設(shè)」でミサイルを多數(shù)発射したとの見方が出ている。中國メディアの環(huán)球時報は2019年7月5日付で、國防部やその他の専門家が否定したと報じた。

中國海事局は6月下旬、南シナ海で「軍事任務(wù)」を行うとして、6月29日午前0時から7月4日午前0時までの期間における航行禁止海域を指定した。指定された海域はパラセル諸島(西沙諸島)とスプラトリー諸島(南沙諸島)の中間の海域で、ベトナムとフィリピン中間地點にも相當する。

環(huán)球時報によると、中國國防部は「最近、解放軍南部戦區(qū)は年度訓(xùn)練計畫の手配に基づき、海南島付近の近海で、実弾射撃演習(xí)を行った」ことを明らかにし、「いかなる國や特定の目標に対するものでもない」と説明した。

米國メディアは中國軍の同演習(xí)について「パラセル諸島とスプラトリー諸島の間の海域」「対艦弾道ミサイルを試射した」「DF-21D(東風(fēng)21D)ミサイルと思われる」などと報じたという。

DF-21Dは中國が開発した核弾頭搭載が可能な準中距離弾道ミサイル(MRBM)で、射程は3100キロメートルとの見方がある。

また、米國國防部も「解放軍はスプラトリー諸島の『人造施設(shè)』から多數(shù)のミサイルを発射した」「南シナ海について権利を主張するその他の國を威嚇する目的」などの見方を示した。

環(huán)球時報によると、ある軍事専門家が中國國防部の前出の発表の「意図」について解説し、まず、國防部が「海南島」と明言したのは、実弾演習(xí)を行った場所がスプラトリー諸島など爭議のある海域ではないことを表明するものだという。

さらに、演習(xí)が「年度計畫」であり、「いかなる國や目標に対するものでもない」と論じたのは、関係する國家が不安を感じる必要はないとの説明であり、その他の言い回しも定例の訓(xùn)練を説明する際に常に使うものであり、中國側(cè)に、一部國外で出た「他國を威嚇」する目的はなかったと主張した。(翻訳?編集/如月隼人

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