2019年7月8日、韓國(guó)?京郷（キョンヒャン）新聞は、月に豊富にあるエネルギー「ヘリウム3」が注目され世界各國(guó)が探査を急いでいるが、韓國(guó)の宇宙計(jì)畫では「後回しにされている」と伝えた。

ヘリウム3は1グラムで石炭40トンに匹敵するエネルギーを放出する。月面の埋蔵量は100萬トンと推測(cè)され、これは地球全體に1萬年間にわたりエネルギーを供給できる量だという。また、ヘリウム3による核融合発電は放射能を排出しない。

記事によると、科學(xué)界は2000年代の初めからヘリウム3に関心を持つようになったが、米國(guó)やロシア以外に月面に著陸可能な技術(shù)を持つ國(guó)もなく大きく注目はされてこなかった。しかし最近は石油の枯渇が近づき、ヘリウム3の潛在的価値が以前よりも高まる中、中國(guó)やインド、日本という「新興宇宙強(qiáng)國(guó)」が月に行く力を確保したことで「狀況が変わった」という。インドが今月打ち上げを予定している月探査機(jī)の主な任務(wù)はヘリウム3採(cǎi)掘の可能性を確かめることにあると伝えられており、「これで具體的な成果が出ればヘリウム3への関心はさらに高まるだろう」と記事は指摘している。

しかし韓國(guó)政府の場(chǎng)合、18年に打ち出した「第3次宇宙開発振興基本計(jì)畫」に「無人月探査基盤、未來宇宙資源採(cǎi)掘の力量確?！工趣い?xiàng)目はあるもののヘリウム3についてはこれという言及がない。韓國(guó)の科學(xué)界には「ヘリウム3採(cǎi)掘の可能性についての言及は時(shí)期尚早だ」という聲もあるという。核融合科學(xué)界関係者は「ヘリウム3が供給されれば、核融合発電のための重要な選択肢が一つ増えることになる」としながらも、「いつ地球に入ってくるか分からないヘリウム3の研究は現(xiàn)実的には難しい」と述べているという。

ただ一方で「ヘリウム3への関心が高まっている現(xiàn)狀を看過してはいけない」との指摘もあるという。地球物理科學(xué)界関係者は「韓國(guó)宇宙開発の一つの目標(biāo)として、ヘリウム3の採(cǎi)掘を模索する必要がある」と訴え、「苦労して月面で採(cǎi)取したヘリウム3のサンプルを韓國(guó)に無條件で提供してくれる國(guó)がある可能性は低い」と話したという。

記事は最後に「20年代には月で國(guó)家間競(jìng)爭(zhēng)が始まるのは明らかなのにもかかわらず、韓國(guó)の月探査計(jì)畫には資源採(cǎi)掘のような『未知の土地を積極的に占有?開発しよう』という試みがみられない」と懸念を示している。

この記事に、韓國(guó)のネットユーザーからは「そんなに優(yōu)先すべき重要なこととは思わない」「スコップで掘るのか？。月がどうとか言ってる場(chǎng)合か？。日本の経済報(bào)復(fù)にも無策なのに」「月を気にしてる場(chǎng)合じゃないだろ。まずは日本の対応に力を入れろ」「日本が輸出を制限した3品目も作れなくて大騒ぎなのに、月探査なんて」「ロケットも米國(guó)の許可がないと造れない國(guó)なのに、何が月探査だ」など批判的な聲が殺到している。

また「ユナイテッドコリアとして、北のロケット技術(shù)と南の核融合発電技術(shù)を合わせて、ヘリウム3を確保するのはどう？」「人間たちよ、月まで棄損しようとするな。月がなければ人間の壽命は半分になる。月があるから、人類の幸福もあるのだ」「果たして人類は1萬年後も存在するだろうか？」などのコメントも見られた。（翻訳?編集/麻江）