中國(guó)メディア?経済日?qǐng)?bào)は10日、日本が半導(dǎo)體材料3品目を?qū)濏n輸出規(guī)制の対象にした狙いと、今後韓國(guó)企業(yè)が採(cǎi)る可能性のある対策について考察する記事を掲載した。

日本政府は4日、フッ化ポリイミド、レジスト（感光材）、フッ化水素という3品目の対韓輸出に規(guī)制を設(shè)ける措置を発動(dòng)し、輸出ごとにかける標(biāo)準(zhǔn)的な審査期間を90日間と定めた。これについて、記事は「日本は良いことは學(xué)ばず悪いことをまね、韓國(guó)を貿(mào)易制裁でもてあそんでいる」と指摘?！篙敵鲆?guī)制の対象とされた3品目は、どれも半導(dǎo)體とディスプレーの製造にとって重要な材料」とし、「日本は容赦なく韓國(guó)の『心臓』に直撃をくらわせた」と説明した。

さらに、「日韓の不和は今に始まったことでない。この2年間で両國(guó)の関係は絶えず悪化しており、昨年には韓國(guó)海軍の駆逐艦が日本の海上自衛(wèi)隊(duì)機(jī)と対峙する一觸即発の事態(tài)も起こった」「さかのぼると、この不和は第2次世界大戦時(shí)の元徴用工に端を発している」などと指摘。韓國(guó)では「日本は今回の措置を通して、韓國(guó)に元徴用工問題に対する態(tài)度を改めさせると同時(shí)に自國(guó)內(nèi)の參議院選挙での支持率を上げるという『一挙両得』をねらっている」と指摘する聲が上がっているという。

続いて、記事は「日本はなぜ、あえて半導(dǎo)體とディスプレーの製造に照準(zhǔn)を定めて韓國(guó)に圧力をかけようとしたのか？」と疑問を提起。3つの理由を指摘した。

1つ目に挙げられたのは、「韓國(guó)の製造業(yè)を脅かすため」。記事は、「韓國(guó)経済の発展は、外國(guó)から材料を輸入して半製品や製品を輸出する加工貿(mào)易に依存している。その上、輸入される材料の多くを日本企業(yè)の製品が占めている。それらの材料は短時(shí)間のうちに代替品を見つけ出すのは容易ではない」とし、「日本製品が入手できなくなったことで、韓國(guó)の半導(dǎo)體、ディスプレー産業(yè)は生産停止などの危機(jī)に見舞われている。自動(dòng)車製造業(yè)などといったその他の産業(yè)も、制裁の範(fàn)囲が拡大されて自分たちにも被害が及ぶのではないかと恐れている」と説明した。

2つ目は「韓國(guó)の半導(dǎo)體産業(yè)にダメージを負(fù)わせるため」とした。記事は、「現(xiàn)在、世界における半導(dǎo)體の市場(chǎng)競(jìng)爭(zhēng)は相當(dāng)熾烈（しれつ）なものになっている。韓國(guó)も今年の第1四半期と第2四半期のシェアがそれぞれ8．5％と8．4％ずつ低下した。1分1秒を爭(zhēng)って生産を行って初めて勝ち上がることができるこの競(jìng)爭(zhēng)において、重要なカギとなる材料の供給が止まることは、半導(dǎo)體産業(yè)で悪戦苦闘している韓國(guó)にとっては致命傷となる」と指摘した。

そして3つ目の理由を「韓國(guó)経済を衰退させること」とした。これについては、「韓國(guó)経済全體の狀況から見て、ここ10年間の発展は思わしくなく、経済問題や社會(huì)問題が山積している。ここ最近の不調(diào)の原因の1つこそが半導(dǎo)體とディスプレーの輸出の低迷で、これを受けた政府は今年から『非メモリー半導(dǎo)體（システム半導(dǎo)體）のビジョンと戦略』を掲げて発展の糸口としようとしている。そのための重要な材料が他者からの制約を受けることになったのは、韓國(guó)にとって間違いなく突然の衝撃だっただろう」とした。

記事はさらに、今後韓國(guó)企業(yè)が採(cǎi)る可能性のある3つの対策を予測(cè)。1つ目を「日本企業(yè)が他の國(guó)や地域に設(shè)立した工場(chǎng)から直接輸入を行う『迂回戦術(shù)』を採(cǎi)ること」、2つ目を「韓國(guó)、中國(guó)、臺(tái)灣などの企業(yè)の製品を代替品として用いること」、そして3つ目を「化學(xué)製品の國(guó)産化を行うこと」とした。

記事は最後に、「日本が韓國(guó)に対して貿(mào)易制裁を発動(dòng)したことは、日韓両國(guó)の矛盾がすでに経済の領(lǐng)域にまで拡大し、全面的な対決の局面に向かっていることを意味する。隣國(guó)同士の長(zhǎng)きにわたる恨みは、制裁によって解決されうるだろうか。歴史問題であっても政治的問題であっても、交渉と対話だけが解決につながる道であり、むやみな制裁は雙方とも敗れて傷を負(fù)う結(jié)果にしかならないだろう」と結(jié)んだ。（翻訳?編集/巖谷）