小惑星探査機「はやぶさ2」の2度目の著陸に中國ネットも歓喜=「すごい快挙だ!」「日本は常に一歩先を」

Record China    2019年7月12日(金) 6時50分

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11日、日本の小惑星探査機「はやぶさ2」が小惑星リュウグウへの2回目の著陸に成功したというニュースが中國でも報じられると、中國のネットユーザーからも稱賛の聲が寄せられた。寫真ははやぶさ2の模型。

11日、日本の小惑星探査機「はやぶさ2」が小惑星リュウグウへの2回目の著陸に成功したというニュースが中國でも報じられると、中國のネットユーザーからも稱賛の聲が寄せられた。

同機は世界で初めて小惑星の物質(zhì)を持ち帰ることに成功した探査機「はやぶさ」の後継機として宇宙航空研究開発機構(gòu)(JAXA)が開発したもの。目的地である小惑星リュウグウは「始原的(太陽系初期の情報を多く保っている)」とされており、サンプルの回収によって太陽系の成り立ちや生命誕生の謎を探る手がかりになることが期待されている。

2014年に打ち上げられた同機は、今年2月に小惑星リュウグウへの初著陸に成功し、表面の巖石を採集した。続いて4月には小惑星の表面に弾丸を打ち込み、直徑10メートルほどの人工クレーターを作成すると同時に地下物質(zhì)を噴出させた。そして今月11日の午前10時頃に、作成したクレーターから約20メートル離れた地點に著陸し、再び弾丸を発射して地下物質(zhì)を採集した。仮に今回の採取が成功していれば、地下物質(zhì)を採集した世界初の快挙となる。同機は今年末に小惑星リュウグウの軌道から離れて來年の終わり頃に地球にサンプルを持ち帰る見込みで、その後は再び宇宙に向かう予定だという。

同日、中國版ツイッター?微博(ウェイボー)では多くのアカウントがこのニュースを伝えた。中には今回の著陸のCGイメージ映像や、著陸成功の喜びに湧くJAXA管制室の様子を捉えた寫真や動畫をシェアする人もいた。

中國のネットユーザーからは、「すごい快挙だ!おめでとう!」「これは人類にとっての大きな一歩だ」「03年から10年までの初號機の旅は、宇宙研究史の伝説になった。今回の『はやぶさ2』は一體どんな発見をもたらしてくれるだろう」「『はやぶさ2』の無事帰還を祈る!」などと、プロジェクトの功績を稱え成功を祈る聲が寄せられた。また、「日本は常に一歩先を行っている」「中國も負(fù)けずにがんばらなくては」「科學(xué)に國境はない」などといったコメントも見られた。

このほか、「管制室の映像を見たけれど、若者がすごく多いことに驚いた。日本は実力があるってことの証拠だ」「はやぶさ2號はサンプルリターンのための往復(fù)飛行ができるだけじゃなく、帰還後に再び宇宙へ戻り作業(yè)を続ける。このエネルギー技術(shù)はすごく先進(jìn)的だ」などと指摘するユーザーもいた。(翻訳?編集/巖谷)

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