香港の「逃亡犯條例」をめぐって中國(guó)本土寄りの報(bào)道を行った現(xiàn)地テレビ局でのCM放送を大塚ホールディングス（HD）の香港現(xiàn)地法人が中止した問題で、中國(guó)法人2社が11日、「われわれは無関係」との聲明を連名で出した。

香港TVBで打ち切りとなったのは、清涼飲料水の「ポカリスエット」のCM。大塚慎昌（広東）飲料有限公司、天津大塚飲料有限公司が出した聲明は「本土のポカリスエット社は香港ポカリスエットのCM撤去に関する報(bào)道を注視している」という文言で始まり、「われわれは『一國(guó)二制度』の基本方針と『中華人民共和國(guó)香港特別行政區(qū)基本法』を斷固支持する」「われわれは香港特別行政區(qū)の繁栄、安定と長(zhǎng)期的な太平を斷固維持し、暴力による社會(huì)秩序の破壊に反対する」「本土のポカリスエットと香港のポカリスエットは完全に獨(dú)立した経営主體を持つ。香港でこのたび生じた狀況を遺憾に思う」などと訴えた。

この聲明について報(bào)じた中國(guó)メディア?観察者網(wǎng)は、香港の梁振英（リャン?ジェンイン）前行政長(zhǎng)官がフェイスブック上でポカリスエットの不買を呼び掛けたことや、中國(guó)本土の広東省広州市を拠點(diǎn)とするアイドルグループGNZ48の運(yùn)営會(huì)社が「當(dāng)社およびその所屬タレントは直ちにポカリスエット社とのすべての提攜を打ち切り、関連の提攜映像も撤去する」と発表したことを伝えた。一方、中國(guó)?央視新聞は、香港法人が10日出した謝罪聲明を「謝罪になっていない」と批判する記事を掲載した。

10日の聲明は「世界の人々の健康に貢獻(xiàn)する革新的な製品を創(chuàng)造する」という大塚製薬の企業(yè)理念に言及した上で、「世界の人々の健康をサポートするため、われわれは常に最大の努力を払っている。9日のリプライでご不便をおかけしたことを心から謝罪する」としており、記事を執(zhí)筆した中央広播電視総臺(tái)（CMG）の評(píng)論員は「謝罪の気持ちが見て取れない。わずかな文字でつづられた文章の3分の2は広告だ」と主張?！赶愀郅亲罱ⅳ盲砍鰜硎陇い铯妞搿褐x罪』の大背景だ」と述べ、「香港政府に反発する一部過激派は、TVBの報(bào)道を『香港警察寄り』とみなした。彼らはネット上で『TVBのスポンサー』なるリストを公表。その中にあったのが『ポカリスエット』でそのCM撤去を求める聲も上がった」と説明した。

同氏は「そうした聲に対する香港ポカリスエット社のツイッターアカウントによる返信」として「メッセージをありがとうございます。當(dāng)社はあなたの意見を重視しています。事実、現(xiàn)在の狀況を鑑み、われわれは先週すでにTVBでのCMを打ち切る決定を下しました。われわれは人々の関心に対応するようTVBに促します。あなたのご意見に改めて感謝します。この先、何かありましたらためらうことなく知らせてください」という文章を紹介し、「『現(xiàn)在の狀況、人々の関心への対応』という言葉で何を表明したいかが分かる。そうでなければ過激なネットユーザーがポカリスエットに歓呼の聲を上げたり、『抗?fàn)幹付嬃稀护趣膜悉菠郡辘工毪长趣悉胜い坤恧Α工日摛袱俊＃ǚU?編集/野谷）