2013年6月2日、中國(guó)人民解放軍の戚建國(guó)（チー?ジエングオ）副総參謀長(zhǎng)が「尖閣問題棚上げ」を主張した。これはシンガポールで開催されたアジア安全保障會(huì)議での発言。中國(guó)が日本やフィリピンなどとの間で抱えている領(lǐng)土の主権問題に関して、懐柔の姿勢(shì)を見せたとも解釈できる。中國(guó)紙?京華時(shí)報(bào)が3日付で伝えた。

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「中國(guó)政府としては、當(dāng)面の解決できない問題は次世代に託し、対話での解決を探るべきとという立場(chǎng)は変えていない」。戚氏はこう主張する一方で、東シナ海や南シナ海における中國(guó)艦船の航行や巡回活動(dòng)については、中國(guó)領(lǐng)內(nèi)で行われる正當(dāng)なものとの見解を示し、「國(guó)家の核心的利益を守る決意と意思は揺るがない」と主張した。また、中國(guó)でこのところ、琉球（沖縄）の帰屬に疑問を投じる論調(diào)が盛り上がっていることについては、これが政府の見解ではないことを強(qiáng)調(diào)。尖閣問題とは「性質(zhì)が異なるもの」とした。

一連の発言について「次世代に託す」とした部分が、中國(guó)では大きな反感を呼んでいるようだ。そもそもこの「棚上げ論」は、トウ小平が1978年に「我々より知恵のある次世代に解決方法を託そう」としたことを引き継いでいるわけだが、今回は「問題解決をさらに引き伸ばすのか」との批判につながっている。以下、京華時(shí)報(bào)（電子版）記事のコメント欄に寄せられた具體的意見。

「トウ小平は確かに『次世代に』と言ったさ。しかし、トウ小平の『次世代』はいったい誰なのか？」

「こうして難題解決を引き伸ばしていては、永遠(yuǎn)に國(guó)土は還らない」

「では、あなたたちの世代はどの問題を解決するのでしょうか？」

「歴史的な責(zé)任を負(fù)いたくないだけの発言じゃないか」

「石炭、石油、ガス、鉄などの資源や良好な自然環(huán)境は後代に殘さず、面倒な問題だけを押し付けるわけですね！」

「次世代の中國(guó)人は苦労のし通しだ。資源は枯渇し、河川や空気は汚染されて」

「知恵のないやつが官僚になるな、中國(guó)人の血稅が無駄遣いじゃないか」

「給與も年金もがっぽりもらっておいて、こういうものだけは次世代には殘さないんですね？」

「この発言には深い戦略意図があると思う。愛國(guó)は覚悟によるものであって、戦爭(zhēng)は勢(shì)力によるものだからだ」(翻訳?編集/愛玉)