2019年7月13日、観察者網(wǎng)は、「臺灣獨(dú)立」「精神日本人」とネット上で揶揄（やゆ）されていた臺灣師範(fàn)大學(xué)の學(xué)生が、予定していた武漢大學(xué)への交換留學(xué)を安全上の理由から取り消したと報じた。

記事は臺灣メディア?ETtodayの12日付報道を引用。臺灣師範(fàn)大學(xué)の學(xué)生、柯筌耀（カー?チュアンヤオ）さんが9月に湖北省の武漢大學(xué)に交換留學(xué)生として赴く予定だったが、中國本土のネット上で「臺灣獨(dú)立分子」だとの批判を受けたと紹介した。

ネット上にさらされた情報によると、柯さんはSNS上で複數(shù)回にわたり臺灣の獨(dú)立を支持し、日本にこびるような発言をしたという。ネット上では交換留學(xué)先の武漢大學(xué)に調(diào)査を行うよう要求する聲も出ており、同大學(xué)は12日、「現(xiàn)在調(diào)査中だ。調(diào)査結(jié)果に基づき、法に照らして処置を行う」とコメントしている。

この騒ぎに対して當(dāng)事者である柯さんは、確かにSNS上に書き込みを行ったものの、それは臺灣獨(dú)立主義者という立場を裝って書き込んだものにすぎないと釈明。同時に「中國本土のネットユーザーの反応は過剰だ」とし、すでに閲覧制限を設(shè)けて外部から読めないようにしたことを明かした。

そして「もともと武漢大學(xué)の交換留學(xué)生として申請していたが、身の安全を考慮したうえで交換留學(xué)に行かないことにした」と語った。柯さんが在籍する臺灣師範(fàn)大學(xué)は「柯さんの意思を尊重する。今回の件についてはコメントを控える」としている。（翻訳?編集/川尻）