配達員が配達中の盜難被害通報も警察は相手せず=ネット激怒「この警察官はまじめにこんなことを言っているのか?」―中國

Record China    2019年7月15日(月) 8時0分

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13日、新浪財経は、配達中に荷物の高級酒を盜まれた配達員が、警察に通報するも相手にしてもらえなかったと伝えた。これに対し、中國のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられた。資料寫真。

2019年7月13日、新浪財経は、配達中に荷物の高級酒を盜まれた配達員が、警察に通報するも相手にしてもらえなかったと伝えた。

記事によると、陝西省西安市で6日、宅配便の配達員の張(ジャン)さんが配達途中で薬局に立ち寄り、タオルを洗って戻ったところ、配達荷物の高級酒「マオタイ酒」が1箱無くなっていたという。張さんによると、この間わずか2分ほどだった。

監(jiān)視カメラの映像を確認したところ、若い男女が通りがかりに配達バイクに近づき、酒を盜んでいく様子が映っていた。そこで張さんは、近くの派出所へ通報したが、警察官は「これは遺失物に屬するもので、立件し捜査する範囲のものではなく、自分で失くしたものは自分で責任を負うべき」と回答したという。また、「持ち去った人を自分で探すように。見つけたら調(diào)停してあげることはできる」とも言ったという。

張さんは、すでに顧客に対して1萬2000元(約19萬円)を賠償したが、これは3~4か月分の給料に相當するという。

これに対し、中國のネットユーザーから「こんな不作為で警察は何の役に立つんだ?」「この警察官はまじめにこんなことを言っているのか?」「竊盜って犯罪じゃないの?」「弁償というのは問題ないが、竊盜なのに立案しないというのは問題だ」など、警察官の対応を批判するコメントが多く寄せられた。

また、「顧客は外國人だと言えばすぐにでも見つかるよ」「外國人は相手にするけど、中國人は相手にしない」「身の程をわきまえなきゃダメじゃないか。中國人の身分証を持って権利なんて主張できるわけがないでしょう。外國のパスポートがあれば、ティッシュ1枚を失くしてもすぐに戻ってくるけど」など、外國人と中國人では対応が異なると指摘する意見も多かった。(翻訳?編集/山中)

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