2013年6月3日、人民日?qǐng)?bào)海外版コラム?望海樓は、國(guó)際問(wèn)題専門(mén)家の華益文（ホア?イーウェン）氏が中國(guó)とフィリピンの南シナ海問(wèn)題について書(shū)いた文章を掲載した。以下はその內(nèi)容。

【その他の寫(xiě)真】

フィリピンは南シナ海問(wèn)題を煽り続け、最近も止める気配はない。先日フィリピンは「悪人が先手を打って訴え出る」手に出た。中國(guó)の海軍艦艇、海洋監(jiān)視船、漁船が仁愛(ài)礁に出現(xiàn)したことについて中國(guó)側(cè)に「外交的抗議」を行い、仁愛(ài)礁を航行するフィリピン側(cè)船舶を中國(guó)海軍艦艇がいわゆる「尾行、攪亂」したことについて中國(guó)側(cè)に申し入れを行うとともに、仁愛(ài)礁での「取材報(bào)道」にマニラ駐在の各國(guó)主流メディアを招待すると表明したのだ。

先日閉幕したアジア安全保障會(huì)議（シャングリラ?ダイアローグ）でフィリピン側(cè)は知恵の限りを絞って「中國(guó)がフィリピンをいじめている」とのメッセージを國(guó)際社會(huì)に伝えた。ガズミン國(guó)防相は中國(guó)がフィリピンの「主権」を尊重し、「不法な行動(dòng)」をとってフィリピンの「領(lǐng)土保全」を破壊しないよう望むと公言した。

仁愛(ài)礁は南沙諸島（スプラトリー諸島）の一部だ。1999年5月9日、フィリピンは老朽化した戦車(chē)揚(yáng)陸艦を仁愛(ài)礁に派遣し、「船底から浸水して」「やむを得ず」と主張して停泊させた。この日、中國(guó)と國(guó)際世論の注意は前日に起きた米國(guó)による在ユーゴスラビア中國(guó)大使館爆撃事件に集中していた。中米「大使館爆撃」事件の機(jī)に乗じて、中國(guó)の南沙の礁にこそこそと手を出したフィリピン側(cè)の行動(dòng)は大変卑劣だ。

フィリピンが老朽軍艦を仁愛(ài)礁に不法停泊させた後、中國(guó)側(cè)は繰り返し厳正な申し入れを行い、同艦の撤去を要求した。だが14年経ってもフィリピン側(cè)は仁愛(ài)礁から立ち去っていない。もし本當(dāng)にフィリピン側(cè)の言うように停泊が技術(shù)的原因によるものなら、なぜ何年ものあいだいかなる修復(fù)措置もとらないのか？フィリピンが當(dāng)時(shí)でっち上げた理由が全くの噓だったことは、とっくに時(shí)間によって暴かれている。

フィリピンの意図は非常に明白だ。つまり軍艦の停泊と派兵を通じて不法なプレゼンスを維持、実現(xiàn)し、最終的に仁愛(ài)礁を侵奪?占拠することだ。老朽軍艦を仁愛(ài)礁に停泊させた後も、フィリピンは同じ手口を使い、黃巖島（スカボロー礁）に退役軍艦を「座礁」させたが、後に中國(guó)の圧力を受けて撤去した。黃巖島の現(xiàn)狀はすでに明らかだ。

すでにフィリピンは南沙海域で島や礁8つを侵奪?占拠し、現(xiàn)在は仁愛(ài)礁の老朽軍艦を補(bǔ)強(qiáng)することでプレゼンスを強(qiáng)化しようと企んでいる。フィリピンは他國(guó)の領(lǐng)土の永久占拠を望んでいるうえ、筋道が通っているように見(jiàn)せようとしている。中國(guó)國(guó)防部（國(guó)防?。﹫?bào)道官に「フィリピン側(cè)は他國(guó)の領(lǐng)土ではなく、自國(guó)の領(lǐng)土を防衛(wèi)すべきだ」と反論され、揶揄されたのも無(wú)理はない。

過(guò)去數(shù)年間、フィリピンは南シナ海域で度々波風(fēng)を立ててきた。南シナ海問(wèn)題の「國(guó)際化」に最も精を出しているごく一部の國(guó)の1つでもある。フィリピン側(cè)はだだをこねれば領(lǐng)有権問(wèn)題で利益を得られると考えているようだ。南シナ海問(wèn)題におけるフィリピン政府の姿勢(shì)は二転三転し、前後で矛盾している。中國(guó)とASEANが誠(chéng)意ある団結(jié)を最も必要としている時(shí)に、フィリピンはしばしば南シナ海問(wèn)題の話題をつくりだし、自國(guó)の利益のために中國(guó)とASEANの協(xié)力を手玉に取ろうと企んでいる。

フィリピン側(cè)のこうした行為は中比関係を損なっただけでなく、地域の協(xié)力にも悪影響をもたらし、少なからぬ國(guó)々の非難に遭っている。中國(guó)は一貫して対話と協(xié)議による溝の解決を主張しているが、領(lǐng)土主権という原則問(wèn)題において無(wú)原則な妥協(xié)をすることは絶対にあり得ない。中國(guó)は一貫してフィリピンに、中比関係の大局に立って、事態(tài)を複雑化、拡大し、南シナ海の平和?安定に影響する事をせぬよう忠告しているが、フィリピン側(cè)のでたらめな行動(dòng)を座視することもない。すでにフィリピンは黃巖島問(wèn)題で壁にぶつかった。もし過(guò)ちを押し通して非を悟らず、仁愛(ài)礁など南シナ海問(wèn)題で汚い手を使い続けるのなら、フィリピンは中國(guó)が我慢し続けることを期待してはならない。（提供/人民網(wǎng)日本語(yǔ)版?翻訳/NA?編集/內(nèi)山）