中國で大成功したスマホ決済、日本では根付かない?―露メディア

Record China    2019年7月16日(火) 7時10分

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14日、ロシアの通信社スプートニクはこのほど、スマートフォン決済について「大成功を収めた中國での経験を他の國の市場にコピーしても、必ずしも成功するとは限らない」と報じている。資料寫真。

2019年7月14日、中國のニュースサイトの參考消息網(wǎng)によると、ロシアの通信社スプートニクはこのほど、スマートフォン決済について「大成功を収めた中國での経験を他の國の市場にコピーしても、必ずしも成功するとは限らない」と報じている。

それによると、スプートニクの記事はまず、日本について「10~15年前にはアジアのテクノロジーリーダーだった。だがスマートフォンとモバイルインターネットの普及によりすべてが変わってしまった」とし、「キャッシュレス決済比率が20%に満たない日本は、スマホ決済の普及で中國に大きく後れを取ってしまった」とした。

記事は、日本がキャッシュレス決済比率を2025年までに現(xiàn)在の2倍の40%程度まで引き上げる目標を掲げていることを紹介。「その目標を達成するため、日本は中國の経験から學ぶことを決めた。コンビニエンスストア最大手のセブン-イレブンも最近、キャッシュレス決済サービス『7pay』を始めた。だがたった4日で利用者約900人が不正アクセスの被害に遭った」と伝えた。

記事はまた、「日本だけでなくロシアも中央銀行などがQRコード決済の普及を図ろうとしている。だがクレジットカードで日常的に決済しているロシアの消費者にとって、まだQRコード決済のメリットは明確ではない」とも伝えている。(翻訳?編集/柳川)

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