中國(guó)外交部の華春瑩（ホア?チュンイン）報(bào)道官が、同部の定例記者會(huì)見(jiàn)にしばらく姿を見(jiàn)せていない。中國(guó)紙?環(huán)球時(shí)報(bào)は15日に「華春瑩はどこに行ったのか」と題した記事を掲載し、その行方について伝えた。

華氏といえば、2018年1月に日本の河野太郎外相との笑顔の自撮りツーショット寫(xiě)真が話題になったほか、上野動(dòng)物園で生まれたジャイアントパンダの「シャンシャン」と外務(wù)省の杉山事務(wù)次官の名前を聞き間違え、屈託のない笑顔を見(jiàn)せたことで日本でも話題となった人物だ。

近年、同部の定例會(huì)見(jiàn)で記者からの質(zhì)問(wèn)に応対するのは、基本的に陸慷（ルー?カン）氏、耿爽（グン?シュアン）氏、そして華氏の3人だった。しかし、華氏は19年2月14日を境に會(huì)見(jiàn)の場(chǎng)に姿を見(jiàn)せなくなったという。

記事によると、華氏の行方が取り沙汰される中、中國(guó)共産黨中央黨校による新聞「學(xué)習(xí)時(shí)報(bào)」の12日付の紙面に華氏の署名入りの文章が掲載された。文末の作者の紹介で「中央黨校（國(guó)家行政學(xué)院）中青一班學(xué)員」と記されていたことから、記事は「同校に學(xué)びに行ったことが明らかになった」と伝えている。

3月1日、同校で19年春季學(xué)期「中青年幹部訓(xùn)練班」が開(kāi)校。優(yōu)秀な若手幹部を育成するクラスだといい、一班から四班までがあり、一、二班は庁や局クラスの幹部が、三、四班は県クラスの幹部が主に學(xué)ぶという。記事は、華氏が參加していることを「充電」と表現(xiàn)している。

華氏をめぐっては、18年3月にも定例會(huì)見(jiàn)を1カ月?lián)?dāng)しなかったことから、「自宅から500萬(wàn)ドルと米國(guó)への移民に向けた資料が警察に押収され、國(guó)家政権転覆の疑いで逮捕された」などの流言がネット上で飛び交ったことがある。（翻訳?編集/北田）