2019年7月16日、米華字メディアの多維新聞は、世界経済がますます中國(guó)に依存する一方で、中國(guó)は世界への依存度を下げつつあるとする記事を掲載した。

記事は、米マッキンゼー?アンド?カンパニーによる調(diào)査報(bào)告で、2015～18年の各四半期のうち6割で中國(guó)の経済成長(zhǎng)の主體が國(guó)內(nèi)消費(fèi)だったことが分かったと紹介。中國(guó)が対外貿(mào)易への依存度を下げつつあることの現(xiàn)れであり、中國(guó)の経済成長(zhǎng)の原動(dòng)力はもはや貿(mào)易や投資ではなく國(guó)內(nèi)消費(fèi)になっていると伝えた。

また、同社が中國(guó)と世界との経済的な繋がりについて研究したところ、中國(guó)経済において中國(guó)人消費(fèi)者の支えがますます重要になっており、中國(guó)の製造業(yè)者が外國(guó)の消費(fèi)者ではなく自國(guó)消費(fèi)者向けに製品を作るようになったことが分かったとしている。

一方、シンガポール、マレーシア、フィリピン、ベトナムなどの國(guó)は世界的なサプライチェーンにおいて中國(guó)との関係性を強(qiáng)めており、中國(guó)への依存度が高まっていると指摘。さらに、オーストラリア、チリ、南アフリカなどの原料輸出國(guó)、エジプト、パキスタンといった新興市場(chǎng)は中國(guó)と世界情勢(shì)の変化による影響を受け安くなっているとした。

同社は「この傾向により、中國(guó)経済が抱えるリスクはすでに低下していることが明らか」とする一方、「同時(shí)に他國(guó)?地域に比べて、中國(guó)経済が依然として閉ざされたものであるという現(xiàn)実も表している」とも指摘している。（翻訳?編集/川尻）