2013年6月7日、尖閣諸島海域での警備を指揮した向田昌幸?元海上保安庁警備救難監(jiān)（日本水難救済會理事長）は日本記者クラブで記者會見し、海上保安庁の警備活動について「中國公船の出沒により日夜緊張を強(qiáng)いられている」と言明。限りある海上保安庁の勢力の多くを本土から遠(yuǎn)いこの海域に投入せざるを得ず、「日本國民の日常生活の安全安心にも悪影響を及ぼしている」と説明した。

【その他の寫真】

その上で、「時間の流れとともに（尖閣海域の）係爭地化が進(jìn)行している」との認(rèn)識を示し、「毅然と中國と折衝すべきだ」と強(qiáng)調(diào)した。

向田氏は「海上保安庁は北海道から沖縄までの広大な海域を警備しており、海上保安體制の早急かつ実質(zhì)的な充実強(qiáng)化が必要だ」と指摘する一方、「米中の間で実利を模索する臺灣、敵愾心を隠し相互依存関係を探り合う米中などをにらみ、世界的な視野での多元的な政治?外交戦略が必要だ」と強(qiáng)調(diào)。海上保安庁など警察力による「靜かな守り」の堅持と対中対話による外交的な解決を求めた。（取材?編集/HY）